昨晩に出先でエンジン始動しなくなったクラウンワゴン(クラウン子)。
JAFに救援され積載車でガレージに戻ってきました。
なぜに、エンジン始動しなくなったのか原因調査と修理をしました。
セルモーターを疑う
昨晩に、エンジン始動しなくなった時の状況を布団の中で思い出して考えます。
メーターパネルのすべての灯りが点灯。
エンジンチェックランプは点滅ではなく点灯。
よって、ECUは正常起動しエンジンスタート待ち状態。
キーをSTARTへ回したときに、メーターパネルのランプが一瞬暗くなる。
つまり、セルモーターへ電気は流れていると思われる。
セルモーターから音がまったくしない。
もし、パッテリー上がりだとしても、”クッ”とか”カツ”とかの音がセルモーターからするものだが、まったく音がしなかった。
このことより、セルモーターが最初の犯人候補に浮上する。
セルモーター叩いてみる
車のところへ行きます。
昨晩は夜中に帰宅。エンジン始動しない車をJAF隊員と一緒に概ねの駐車位置へ押しました。
綺麗な位置に止めてはいないので、ダッシュボードの上に「故障です」って恥ずかしいビラを置いたのです。

このビラを見た、ガレージの大家、および、ガレージ利用者から後日質問攻めに合うのは確定です。
同じガレージ利用者として横のつながりは大切です。
質問攻めに合うことは受け入れなければなりませぬ。
一応の確認をします。
キーをスタートまで回してエンジン始動を試みます。
はい、沈黙のままダメですね。
セルモータの確認をします。
ボンネットを開けて上から、「この辺りにセルモーターがかろうじて見えたはず」と確認します。

“ほうき”を持ち出して、

柄をエンジンの隙間に差し込んで、
「セルモーターさん元気ですかー」って、軽くこつきます。
セルモーターがブラシ寿命間近の接触不良だったときは、これで復活することがあるんです。
3回やってダメでした。セルモーターが回ろうとしていません。
セルモーターが回らないからエンジン始動しないことが、まず確定しました。
セルモーターの電源線を確認
そもそもセルモーターへ電気が来ているかも確認しましょう。
確実なのは、セルモーターのコネクターにテスターを当てて、室内でエンジンスタートして通電を確認することですが、なが~ン一人で作業しているのでそういうわけにいきません。
お手軽にできる疑い箇所をつぶしましょう。
ハンドル下の足元にヒューズボックスがあります。

ここに「ST スタータ」と記された、セルモーターへのヒューズがあります。
抜き取って、目視確認と通電確認です。

特に不具合なし。抜き取ったヒューズを組み戻します。
エンジンルーム内のヒューズボックス内にある「ST」リレーも疑う余地があるのですが…。
取りしずしてテストするのが面倒になってきた。
というか、作業時間がそんなにないんだよね。
えーい。セルモーター交換してやれ。
中古セルモーター
倉庫をゴソゴソ発掘です。

2018年12月にヤフオクで入手とメモ書きされているセルモーターです。
このセルモーター幾らで入手したのよ。と過去記事を検索する。
送料込み、1918円で中古セルモーター入手していたわ。さすが激貧の”なが~ン”だわ。
7年と6ヶ月の時を経て、クラウン子で活躍してもらいます。
セルモーターの取り外し
まずは、バッテリーのプラスとマイナス。両方のターミナルを外します。
セルモーターには常時プラス電源が繋がっているので必ずターミナルを外します。
車体を持ち上げて車体下に潜れるようにします。

道具は以前にもセルモーター交換していた時のものと、もう一つ小さいサイズのインパクトレンチを用意しました。

道具のポイントは、14mmのソケット、ユニバーサルソケット(首振りソケット)、エクステンションです。
根板に乗って車体下に潜ります。
特に探さなくてもセルモーターは目の前にあるんです。
ただし、手前にホースとかが通っているんですけど……

セルモーターは2本のボルトで固定されてます。
手前の1本は簡単に抜き取れます。
奥の隙間に、見えない位置関係にあるボルトが、もの凄い曲者です。
一般的な工具は入りません。
本当に地獄の狭い空間です。
そこにソケットを差し込んでインパクトでガツンとしなければなりません。
やってみるとわかるのですが、ユニバーサルソケットは精度のいいやつを用意しておいてください。
今回、なが~ンはこの組み合わせで攻略しました。

ここで、ちょっと苦戦します。
というのはエンジンオイル滲みがあるんですよ。
エンジン下から手を入れているので、そのオイル滲みが邪魔をするんです。
ウエスでエンジンの腹を磨き掃除とかしたんですよ。
本当にもう。面倒仕事が増えているわ。
やっと手を入れても平気という状態にしてから、ハーネスの取り外しです。
智恵の輪で、ケーブルやらパイプやらの隙間を重たいセルモーターをひねくって抜き取ります。
セルモーターの比較確認
取り外したセルモーターと、中古のセルモーターを物理的に比較確認します。

ハウジングが歪んでいないか、ケーブル接続端子が割れていないか、
そういうのを念入りに目視確認です。
問題無しと判断します。
セルモーター組付け
ボルトを交換します。
前回の交換。って9年前ですね。
その時に、取付ボルトが1本曲がっていてカジリありだったんだよね。
そのボルトでまた組付けして今に至ってます。
次のセルモーター交換の際にはボルト交換しようと何年も前に入手しているんです。

もちろんボルトは張力ボルトを用意してます。

ワッシャーも新品を奢ります。


逆の手順で組み付けるのですが、意外に難しい。
しっくりとセルモーターが収まるまでシドロモドロの展開です。

インパクトレンチでコツコツとボルトを締めて取付完成。
最後にあちこち指差し声出し確認。
ついで仕事で、足回りを揺すってガタがないかの確認問題無し。
バッテリー端子を接続して……
はい。ドリンク休憩です。飲みながら脳内で忘れ作業がないか再確認しています。
エンジン始動
さあー、どうなの?
これでなんなくエンジン始動したら、セルモーターの突然死ということになる。
キーを順番に回して、スタート。
キュルルル、ガオーン。
はい、あっさりエンジン始動しました。
3回エンジン始動テストをします。不具合なし。
車体下に戻り、セルモーターのハーネスが焦げ臭くなっていないかといった念のための確認をします。
不具合無し。
ということで、セルモーター交換完了です。
綺麗に使っていた根板を汚してしまったのが悔やまれる。

もちろん掃除するんだけどね。
総走行距離
中古セルモーターへ交換したので、総走行距離の記録

総走行距離 247698Km で、中古セルモーターを組み付けです。
考察
中古デスピに交換してアイドリンクストールの気配が消えたら、20Kmも走行しないうちに、突然のセルモーター死亡だ。
たまたまの偶然なのか?
それとも、なにか電気周りに問題個所があるのか。
まだまだ、用心して運行しなければなりません。



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