昨日に「りんくうシークル」が閉館した。
単なるショッピングモールだったら、
大きい施設が無くなった。
その後に何ができるんだろう。
と安易に思うのだろう。
でも、今回は違う。
観覧車。
まさか、観覧車がこんなに心に沁みついていたとは……
泉佐野の街並み、市街地は平地だが、
少し離れると山へ向かって、ゆっくりと勾配が付いている。
つまり、海からちょっと離れた地域では、
観覧車が見えるんだ。
見え続けるんだ。
離れているのに、
暗い海を背景に観覧車が瞬く。
その奥を、小さい飛行機の灯りが往来する。
道路から、
駐車場から、
買い物するお店から、
夜になると、見せつけて来る観覧車。
りんくう地区の高層ビルが剣のようにそびえ、
その横で盾のように外輪を回している。
自宅の……。
屋上から、
窓から、
そして、トイレの窓から……
ウンコしている時でも見守ってくれていた観覧車。
今まで当たり前にあった物が、
消えることなど無いだろうと思っていたものが、
灯りを落とした。
暗闇を照らしていた回る灯りが、
無くなったんだ。
あーっ。オイラにもセンチな心が忍んでいたってことだ。
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