クラウンワゴン(クラウン子と呼ぶ)の、エンジンストール問題の続きです。
前回までに、
・点火プラグ交換
・ダイアグチェック異常無し
・中古イグニッションコイルへ交換
・中古デスビキャップ+ローターへ交換
まで確認した。
結果としては、特段変化無し。
相変わらず、アイドリングでストールする。
次の障害切り分けとして、
・タイミングライトを持ち出して点火時期調整する。
・中古イグナイタへ交換してみる。
その結果、変化があったかの記録です。
タイミングライトを持ち出す
激貧を自負する“なが~ン”ですが、タイミングライトを持っています。
もちろん新品を購入しているはずがありません。
所有しているのだから、テストしないわけにはいきませんね。
沢山のガラクタから、タイミングライトを発掘です。

動作させるのに単一乾電池が2本必要です。
手元にある電池は……

メモがあり、
2022年4月に使用して、そのまま保管(放置ともいう)されていたことを示している。

セットして、パイロットランプのテストランプ点灯するか確認。
はい、ダメでした。
次の乾電池候補です。って、激貧に付き新品乾電池を買いたくないんです。
デジカメ用に使っている充電池、単3型のエネループです。
それと、単3から単1へサイズ変更するアダプターを使います。

エネループ(単1変換アダプタ付き)をタイミングライトへセット。
テストランプ点灯OK。
では、点火時期確認開始。
点火時期確認
点火時期確認中は、タイミングライトでエンジンを照らして目視しているので、作業写真の撮影ができません。
ついては、写真無しでの説明です。
エンジン始動してしばらく放置です。
始動直後は、バッテリーへの補充電等で、エンジン回転数が高くなっています。
ECU(エンジンコントロールユニット)が積極的に制御している間は、点火時期計測しませんよ。
10分ほど放置したら、エンジン音も静かになり安定してきました。計測をします。
計測方法は簡単です。
1番プラグコードをタイミングランプのクリップで挟む。これで1番プラグの点火を感知する。
点火に合わせてタイミングランプ点滅する。
エンジン側にメモリが記され、クランクプーリーに印がついている。
タイミングランプの点滅で印がどこかに固定されて見えるという仕掛けになっている。
まずは、ECUが作動している状態で点火時期の確認。
パッパッパッパッ。あーっ、このフラッシュがエロイわ。
目を凝らしてちいさい秘部を見つめるのだ。
あれっ。嘘っ。えっ?
オイラの目が乱視だから、いくつも印が見える……。
違うぞ。これは……
点滅するごとに、記しの位置が動いている。
えーと、点火時期 13度~16度をふらついている。
アクセルワイヤーを引いてエンジン回転数を上げ。
パッと離して‥‥
記しがすぐに戻ってこんのかーい。
ちょっと間をおいて、13度~16度をふらつく。
ここで、ダメダメなのが確定した。
次は、ECUをダイアグモードにして点火時期確認する。
点火時期 10度~12度をふらつく。
ダメだ。こんなにふらついていてはダメだ。
2022年に点火時期を調べたことがあるんだ。
そのときは、
ECU 通常で、13度固定。
ECU DIAGで、10度固定。
アクセルあおって、”パッ”と離してもすぐにその位置へ戻ってピタリと安定していた。
ちなみに、1G-FEエンジンの点火時期は
ECU DIAGで10度固定に合わす。
すると、ECU 通常で13度固定になる。
というもの。
はい。結論として、点火時期が安定していない。
それって……
今すぐどうこうできないので誤魔化すことを考える。
今は、ふらつきがあるとはいえ、数字が多い方に進んでいるので……
ふらつきのある状態にて
ECU DIAGモードで、8度~10度でふらつくように設定してみる。
これで当面の時間稼ぎとしよう。
中古の「イグナイタ+イグニッションコイル」
中古の「イグナイタ+イグニッションコイル」に交換して動作確認もしてみよう。
ヤフオクで購入して数年放置している保守中古部品。
ちょうどいい機会だ。保守中古部品の動作確認も兼ねてやれ。
この部品に交換して不具合が出たときは、保守中古部品が使えない代物と断定できる。
交換して不具合が無いときは、保守中古部品は使えると判断する。
ガラクタの中で、ヤフオク落札したまま埋もれている部品を発掘する。

中身を取り出して確認。

ヤフオク出品者が部品に書きこんでいるマジック書きもそのまま残っている。
目印でちょうといいや。マジック書きを消さずにそのまま使ってやれ。

恐らく解体業者が出品していたであろう部品。
車体側のハーネスを切断している。つまり、車体側のハーネスコネクタが残っている。

これ、ジャンク弄りをする私には嬉しい誤算なんだ。
ちょん切られているとはいえ、ハーネス側のコネクタがあるだけで、線を結線すればコネクタとして使えるんだ。
ほら、いろんな実験ができると考えるだろ?
そんな脳みそしているから、器用貧乏って皆に言われるんだろうな。
イグナイタのコネクタ端子を確認。
腐食無く綺麗と判断する。

車体の、イグナイタ+イグニッションコイルを取り外す。
物理的に比較して、部品として同一かの確認をする。

部品番号ももちろん確認する。

問題無し。
これで、部品番号、外観、接続コネクタ同一を確認。
もちろんのようにポン付けで車体に取り付け完了。

エンジン始動テスト。
不具合なく一発始動した。
保守部品、デスビを掃除する
現在、車体についているデスビがふらついている。つまり故障していると断定する。
こいつが、エンジンストールの犯人かを見極めたいよね。
実は、保守部品として中古のデスビも保有している。
ブログを始める前に入手しているので、いつにヤフオクで落札入手したのかはわからないんだ。
それでも、2013年のブログ記事で少しふれている。
間違いなく、私のガラクタ棚で15年以上陳腐していたってことですな。
そんな部品に日の目が当たる時が来たよ。
ジャンクの山から、いや、15年以上放置されているジャンクの地層から化石を探し出した。

ヤフオク落札してから掃除しないでそのまま放置だった。
先端ギヤがスラッジべっとり貼りついて真っ黒に焦げたようになっとる。

ともかく外観を掃除して、皮膚病やらかしている“なが~ン”の手で触れても平気だろうという状態にする。

先端のギヤはこの程度にまで綺麗になった。

中身の確認をしよう。
デスビキャップを開ける。
キャップ内側は、白い粉で汚れている。
15年以上前の白い粉がそのままってことだよ。
意外にもデスビキャップの接点が荒れていない。

ローターの先端は……
白い粉がまとわりついているが、そんなに荒れていないのでは?

ローター取付根本部分はしつかりしていると考える。

ここからは掃除だよ。
ローターを掃除する。接点部分はサンドペーパーで軽く撫でて金属肌を露出する。

写真撮影していないが、デスビキャップも丁寧に掃除する。
掃除しながら、ピックアップ部分の目視点々。

あれっ?おいおい。
と、乱視の眼が騒いだ。
もしかしてピックアップが割れているのか?
スマホで撮影して拡大表示確認する。

よかった。
デスビ製作時のこんもりしたボンドが垂れた痕だ。
掃除をしながら各可動部分も動かして遊ぶよね。
デスビに一切のガタがないことを実感した。
シャフトの回転方向の遊びもないんだね。
私の車体についているやつは、
昨日の点検にて回転方向にカクカクと遊びがあるということは……
シャフト先端のピニオンギヤがちびているのでは?
摩耗して、かみそりのようなピニオンギヤだったりするのだろうか(笑)
2時間ほど掃除して完了。組立する。

近日に、このデスビをセットして変化があるかのテストだな。
掃除に使ったケミカル用品
この手のネタを出すと、掃除に何を使ったのかと質問されることが多々あるんだ。
先に、ここに書いておく。
使い古した歯ブラシとか、主婦友からもらったTシャツや下着をウエスにして撫でているってのはいいよね。
ケミカル用品としては、たったのこれだけ。

パーツクリーナーについては特に説明いらないよね。
尚、強力タイプでないと太刀打ちできないのは付け加えておく。
スラッジのような頑固な汚れは、
エンジンコンディショナー、または、キャブクリーナーというのが使える。
“なが~ン”は呉工業のエンジンコンディショナーを愛用している。

こういったケミカルを吹きかけて、歯ブラシでシコシコ、ウエスで磨き上げる。
そうやって掃除した次第。
走行テスト
簡単に走行テストをする。
エンジンストールの発生率が少しだけ減ったかな?
根本解決には至らない。
だって、点火時期をちょっとズラしただけで、
点火時期のふらつきが大きいことには違いないのだから……
総走行距離の記録
総走行距離 247663Km です。

考察
点火時期を調べたことで、デスビが不調なのを発見した。
デスピが不調と、アイドリンクストールの因果関係は成立すると考える。
デスビの点火時期にばらつきがあるが、少しズラして設定したことでわずかではあるがエンジンストールの確立が下がった。
中古のイグナイタ+イグニッションコイル交換による変化はないと考える。
これは想定通りで、障害切り分けとして、イグナイタ+イグニッションコイルは犯人から外してもいいだろうと考える。
中古部品として長い事保管していた「中古のイグナイタ+イグニッションコイル」が不具合なく作動するのを確認できた。
次の方針としては、
・デスビ本体を別の個体に交換して検証
・イグナイタの熱ダレ検証
・燃料系の圧力確認
あたりを順番に潰していく必要がある。
一つずつ、淡々と確認していこう。






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