世間は酷暑日連続と騒いでいるらしい。
もちろん激貧なが~ン家庭も暑い夏を迎えている。
天候については、差別区別無く皆に同様に照り上げているはずなんだ。
つまり、財力ある者は容赦ない暑い天候を回避する術を持っている。
財力の無い物は灼熱を迎え入れ、知恵を出してのらりくらりと生き延びるしかない。
どうも、世の摂理はそうなっているらしい。
暑さに生き残れない者はそれまでよ。という試練を与えているらしい。
暑いよーと不平を沢山こぼしながら、自宅前の地面を見つめる。
なんだ。黒色のガム?
いやいや、これは油汚れの類。
それも汚れ方から察するに、雫を落としたような汚れ方。

どうして?こんなところに……
まさか鳥フンが真っ黒ってことはないだろう。
上を見上げると

余りの暑さに日陰を増やそうと折りたたみテントを少し出しているんだ。
テントの陰に入って辺りを見上げて、
不穏を見つけてしまった。

うん?こんなところに黒色のドロドロ???

あーっ。これは……
折りたたみテントのアーム当たり止めゴムが、あまりの暑さで溶けている。
というか、油に変化しているってことか?
その黒色油が滴って地面を汚した。
おい、それって……
酷暑が、激貧なが~ン家庭のポンコツハウスを破壊しているってことだ。
そうか?そうなのか?
日本の酷暑は家屋破壊するまでに威力が増している。
どうなっとるんや。日本の夏……。
きっと経年劣化だよね。
加水分解なんだけど、屋外設置用のゴムが実際に溶けるって……
やっぱり。
どうなっとるんや。日本の夏。

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