WinowsVISTA-2016年4月分WindowsUpdate何してる?不具合かい?- その3 — 手動更新で解決編

2016年4月の定例アップデートで不調に陥ったパソコンです。

今までの内容は次のブログを見てください。

WinowsVISTA-2016年4月分WindowsUpdate何してる?不具合かい?(2016年4月15日のブログ)

WinowsVISTA-2016年4月分WindowsUpdate何してる?不具合かい?-その2(2016年4月16日のブログ)

 

今回の定例アップデートは面倒だねー。

私のPCでは更新が終わってくれません。

配布が始まって4日ほど経ったのでネットで情報がいろいろと出てきました。

それを要約すると、ただひたすらに長いだけ、2時間ぐらいで終了が多いみたい。

3時間って情報もあり、一晩放置プレーで翌朝には適応されていた。等々….

まぁー、時間がかかりそうというのは私も憶測していたので、昨晩はPCをつけっぱなしで一晩放置プレーをしました。

昨日にパソコンの電源を入れたのは夜の8時ごろです。起動してから更新が開始されてウンウンとCPUパワーを消費して悩んでいるPCです。

寝る前の夜中12時ごろにパソコンを確認してもダウンロードの進捗は0%のままです。

シャットダウンボタンに再起動を示す変化もありません。

そのまま放置プレーして、本日の朝9時ごろにパソコンを確認です。

まだダウンロードは0%のままで、CPU負荷が50%のままです。

えーと、13時間更新処理をなにやらして解決しませんでした

まぁー私は激貧ですから、世間様のパソコンよりチープなやつで処理スピードが異様に遅いということなんでしょうか?

ちなみに私のパソコンは、CPU PentiumD-3.0G、メモリ 4G、WindowsVISTA Business ですけど。

古いパソコンを抹殺すべくMSが仕掛けた罠のようです。だって、ずっと更新中なんですが、ブチブチ不平をいいながらもパソコンが使える余力があるCPU負荷なんです。

このCPU負荷50%のラインで、パソコン利用者に不満感を与えるテクニックはすばらしいと、斜めに間違った思考を起こしそうです。

世間様では数時間で解決しているとのことなので、私のパソコンは世間様からしたら化石扱いになってきたということなんでしょう。なにごとも激貧で古いパソコンをずっと使っている私が悪いんでしょう。

ということで、激貧はMSが仕込んだ自動更新に頼るのではなく、今回の更新を手動ですることにします。

 

私が行う手順を書きますが、真似する方は自己責任で。

画面のスクリーンショットを多数用意すればいいのでしょうけど、面倒なので作業して気が向いたときだけスクリーンショット取ってます。

なので途中の推移画面なしです。メニューからの操作も書いているつもりですが、後でまとめて記しているので途中抜けている可能性もあります。

そういったことを各自で適宜補完して処理してください。

私のブログはよそ様への指導書ではなく、後程に自分が何をしたかを確認するためのメモみたいなものです。その点をご理解くださいませ。(あと、私にいろいろと相談する面倒な知人へ、このブログを読んで自己解決しろ、という意味もあります)

 

 

WindowsUpdateはダウンロード0%のままです。

「ダウンロードの停止」を押します。

インストールしようとしていた更新プログラムを確認してメモします。

(昨日のブログに貼り付けた画面を引用します)

 

で、これを手動で実行しようというわけです。

どの順番で実行しましょう。きっと順番があると思うのよね。

リストに出ている上から順番にするべきなんでしょうか?それともKBの若いもの順に進めるべきでしょうか?

で、私のいい加減な脳みそは、KBの若いもの順(古いもの順)を選択です。

 

まずはWindowsUpdateのサービスを殺します。

(注意、文途中で出ますがこのサービスは停止しないでください。私は途中で手動実行しています。)

このサービスが稼働している限りCPU負荷が半端ない状態です。

「コントロールパネル」-「管理ツール」-「サービス」と進めて…

Windows Update (wuauserv) を選択します。

  • サービスの状態 : 一時停止
  • スタートアップの種類 : 無効

に設定します。

パソコンを再起動します。すると…

どうしたことでしょう。あんなに遅かったパソコンが、鼻歌を歌いたくなるぐらいに快適に、まるで秋のすっきりとした青空のようです。

と、某番組のナレーションが脳裏にババーンとせり出すぐらい快適なパソコンになりました。

そうそう、今回のアップデートが来るまでは、サクサクと使えるパソコンだったんですよ。

 

順番がテレコします。

Internet Explorer 9 の更新バージョン確認です。そうMS純正のブラウザーです。

IE9は一般的にはサポート終了していると思われているのですが、WindowsVISTAはIE9までの対応でサポートしているんです。

詳しくはこちら

Internet Explorerサポートポリシー変更の重要なお知らせ – Microsoft

世間ではIE11なのにねー。どうしてVISTAはIE9までなんだか。

こういうのが、なにかと問題を引き起こす原因だと思うのですが。

ということで、IE9も曲者条件にかかっていると疑っております。

ちなみに、私がメインに使っているブラウザは、IEではなく、FireFOX だったりします。

だってIE9だと見れないコンテンツがすでに出現してますので、実質IE9は使わなくなってきてます。

 

では次のものを順番にMSからダウンロードして実行しました。

 

KB3142041 (MS16-039)

NET Framework 3.0 Service Pack 2 は、Windows Vista Service Pack 2 および Windows Server 2008 Service Pack 2 のセキュリティ更新プログラム MS16-039:  2016 年 4 月 12 日

ここで気がついたのですが、(MSxx-xxx)番号です。

MSxxって、マイクロソフトのセキュリティー情報番号じゃなかったっけ?私が間違って認識してますか?

今回のKB3142041のMSの記述は次のもの

https://support.microsoft.com/en-us/kb/3142041#/en-us/kb/3142041

それに対してMSのセキュリティーTechCenterで(MS-039)を引くと次のものがでます。

MSRC - Microsoft Security Response Center
The Microsoft Security Response Center is part of the defender community and on the front line of security response evolution. For over twenty years, we have been engaged with security researchers working to protect customers and the broade...

で、それの英表示ですね。

MS16-039: Security update for Microsoft Graphics Component: April 12, 2016 - Microsoft Support
Resolves vulnerabilities in Microsoft Windows, Microsoft .NET Framework, Microsoft Office, Skype for Business, and Microsoft Lync. The most severe of the vulnerabilities could allow remote code execution if a user opens a specially crafted ...

MSxxでも、OSやソフトによって適合するKBが数種類あるというアレってことでしょうか?無知な私にはわかりませんし、今は調べようとする努力も致しません。

ともかく、私の場合はWindowsUpdateで KB3142041 が表示されていたのでそれを適合します。

「WindowsUpdateスタンドアロン実行エラー」が表示されました。

はん?これってWindowsUpdateのサービスが起動していないといけないのね。

ということで、あのサービスを復活させます。

「コントロールパネル」-「管理ツール」-「サービス」と進めて…

Windows Update (wuauserv) を選択します。

・スタートアップの種類 : 手動 – 適用

・サービスの状態 : 開始

CPU負荷がまた50%台になりますが仕方ありません。

先ほどの KB3142041 を改めて実行します。

「更新を検索しています」と表示され、HDDを盛大にアクセスしてます。すごく時間がかかるようです。

しばらくしてからのタスクマネージャーです。

午前11時12分にKB3142041スタート。

昼飯を食べました。

森口博子のミニライブを鑑賞に出かけました。

無料ライブから帰宅して、森口博子のミニライブへ行ったことをブログに書いている最中に進歩ありです。

突然パソコンの動きが変わりました。具体的には動きが軽くなったのです。

直観的にわかるぐらい、アップデート処理がパソコンに負荷をかけていたことになりますね。

どうなった?と確認したら「更新プログラムがインストールされています」画面へ移行しています。

この画面を確認したのが3時31分です。

つまり、午前11時12分開始でここまでで4時間19分かかってます。

このインストール中画面はスムーズに終了して再起動要求です。

再起動すると終了途中で(2/3)が処理され、再起動の途中で(3/3)が処理されました。

ふ~っ。やっと1個が終了です。

 

KB3145739 (MS16-039)

Windows グラフィックス コンポーネントのセキュリティ更新プログラム MS16-039:  2016 年 4 月 12 日

先ほど引き合いに出した、同じ(MS16-039)が付いているやつです。

特になにごともなく処理が進みます。

スムーズに終了して再起動要求です。

再起動すると終了途中で(2/3)が処理されました。

再起動の途中で(3/3)が処理されるのですが、これが5分ほどかかりました。

 

KB3146963 (MS16-040)

Microsoft XML Core Services 3148541 用のセキュリティ更新プログラム (3148541) 公開日:2016 年 4 月 13 日

特になにごともなく処理が進みます。

スムーズに終了して再起動要求です。

再起動すると終了途中で(2/3)が処理されました。

再起動の途中で(3/3)が処理されました。

特に遅いというわけではなくこんなものでしょうという時間で終了。

 

 

KB3148531 (MS16-037)

Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3148531) 公開日:2016 年 4 月 13 日

このパッチをダウンロードセンターで探すが見つからず

MS16-037: Cumulative security update for Internet Explorer: April 12, 2016 - Microsoft Support
Resolves vulnerabilities in Internet Explorer that could allow remote code execution if a user views a specially crafted webpage by using Internet Explorer.

によるとVISTAの場合は、「IE9-Windows6.0-KB3148198-x86.msu」というのがダウンロードたらしい。

つまり、KB3148198を当てろということだ。

KB3148198 をダウンロードして実行

スムーズに終了して再起動要求です。

再起動すると終了途中で(2/3)が処理されました。

再起動の途中で(3/3)が処理されるのですが、これが8分ほどかかりました。

 

KB3148851

ロシアのタイムゾーン変更

説明ページを読むと、Vista(x86)の場合は、ダウンロード先が、KB3112148 へリンクされてました。

ついては、KB3112148をダウンロード実行します。

すると、「この更新プログラムはお使いのシステムには適用されません。」と表示されました。

 

KB3149090 (MS16-047)

SAM および LSAD リモート プロトコル用のセキュリティ更新プログラム (3148527) 公開日:2016 年 4 月 13 日

 特になにごともなく処理が進みます。

スムーズに終了して再起動要求です。

再起動すると終了途中で(2/3)が処理されました。

再起動の途中で(3/3)が処理されました。

特に遅いというわけではなくこんなものでしょうという時間で終了。

 

KB890830

悪意のあるソフトウェアの削除ツール 

こいつって、「Malicious Software Removal Tool」ってソフトだったのね。今、知りました。

ダウンロード実行したら、なにやら追加提案してきます。

余計なものを提案するんじゃねー。そんなことはいいからスムーズにWindowsUpdateしやがれってんだ。と、思わずブチブチいいたくなります。

ダウンロードして実行します。

 

「クイックスキャン」を選択して「次へ」で検索開始です。

そして無事スキャン終了しました。

もちろん結果は「悪意のあるソフトウェアは検出されませんでした。」です。

 

これで、WindowsUpdateのリストにあがっていた7個を手作業で終了させました。

さてさて、コントロールパネルから、WindowsUpdateを起動して確認です。

7個の更新プログラムが消えました。

更新ができているかの記録を確認です。

手動でポチポチとした作業が成功として記録されています。

ロシアのタイムゾーン変更がらみだけ更新ではじかれたので記録にありません。

で、ここで気になるものを発見です。

この記録の中に、6月14日にKB3149090を「取り消されました」と記録されています。

私がオペレーションで取り消した記憶はないのですが….もしやこのタイミングでブルースクリーンとか発生か?。

ここに今回の謎を紐説くきっかけがありそうですが、私はそういうのを解析するマニアではありませんので、過ぎたことは気にせずとします。

ここまで確認して、再度「更新プログラムの確認」を実行します。

45秒ほどかかって、「利用できる重要な更新プログラムはありません」となりました。

これで、2016年4月の定例アップデートはクリアーしたものと考えます。

 

さてさて、私が実行した中で、特に時間のかかったものをあげときます。

KB3146706 WindowsVISTA用セキュリティー更新プログラム

こいつがCPU負荷一杯のままなにやら処理しており、かつ、再起動要求の画面を表示しなかったみたいです。なので、もしかしたらすぐに再起動処置待ちになっていた可能性あります。

パソコンを終了しようかと思ったときに、シャットダウンボタンが変更されていることで再起動要求がきたことに気付いた次第。

なので、こいつが処理遅いのかどうか判断できず、結果的に時間かかってしまったのでここにあげときます。

KB3142041 Windows用セキュリティー更新プログラム — 4時間19分かかりました

こいつはすごい時間かかりました。

「更新を検索しています」と表示されCPUパワーを喰い続けて沈黙します。

まさか4時間以上だんまりするとは思わないではないですか。

ということで、KB3142041 がパソコンを重篤する毒薬なのだろうと推論します。

これだけ副作用を与えた毒薬です。システムに効き目のある対策仕事をしてくれたんだよね。

 

そうそう、今回更新後のIEの更新バージョン確認画面です。 

もちろん更新バージョンが上がってますよ

 

以上、今日一日、時間をつぶして(途中は他のことしてますが)なんとかかんとかWindwsUpdateした内容でした。

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