>なが~ンのごちゃごちゃ 、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??
https://blog.goo.ne.jp/nagan_k から引っ越してきました。
旧ブログは 2025年11月18日まで ご覧いただけます。それ以降はgooブログ自体がなくなる段取りらしいです。
でもね、旧ブログはこっちへのジャンプ先が書いてあるだけなので....。(引っ越しましたって引越し先個々のURLリンクだけ)
さてさて、今までお世話になったgooブログへの最後の挨拶をば
さようならgooブログ。今までありがとうございました。
引越先の当ブログですが.... 引越自体は終えてます。(2025年10月08日00:45現在)
でもね、デコレーションがまだまだでしょ。飾りつけといったことはポチポチとしていきます。
そうそう。gooブログからの引越データとしては、記事数2756件、画像20833枚でした。
本日に配達された、クラウンワゴンのための散財品です。
この部品を、落札金額+送料の合計で3007円散財です。
なんだこれ?と思うのが一般人でしょう。
自動車いじりの好きな方なら、「はは~ん。扉内のガラス上下操作のチャンネルか?」と感じるのでは?
正解は、リヤハッチバック扉内にある、リヤワイパーを動作するのに必要なワイパーリンクなんです。
ちなみに、普通はこの部品は壊れないと思います。
しかし、私のクラウンワゴンは、痴呆親父の手によって…..
って、ここでも痴呆親父が登場するのか。と思ったあなたはなかなかです。
私の自動車2台とも、苦戦している部品はすべて痴呆親父が壊したものに違いありません。
私のクラウンワゴンは、抹消登録状態で手元にきました。
クラウンワゴンの5ナンバーだとなにかと経費がかかるので、定番の4ナンバー貨客車へ構造変更しました。
このときは、まだ父親が現役でして、父親の自動車整備工場でクラウンをいじりました。
まぁー、はっきりいって、このクラウンワゴンが父親の最後の自動車工場整備で、父親の認証工場で最後から2台目の車検となった車両です。
尚、最終の整備と車検は、スバルR-2君でした。スバルR-2に関しては私は一切手を出していなかったので、ものすごい大変なことになり、今のあの整備となっています。
今にして思えば、このタイミングですでに父親の挙動が不審で、整備作業もとんちんかんなことをしているところがありました。はっきりいってすでに痴呆が進んでいたんだと思います。
だから、お客さんも必然的に離れていき、最後の数ヶ月は私の車だけで終了ってことですね。
さてさて、話を戻します。
5ナンバーから4ナンバーへ変更するには、いろいろと数値をクリアーしないといけません。
そのポイントに、2列目シート以降の乗車定員×55Kgより、最大積載量が多くないといけないというもの。
つまり、2列目以降の乗車定員より沢山の荷物を搭載できないと貨物ではないということなんです。
さらに、自動車の登録型式で、車両総重量が決まっています。そして乗車定員も決まっています。この辺とのかみあいがあるのです。
私のクラウンワゴンの数値をいうと….
車両総重量は、陸運局に登録されているE-GS130Gの各種グレードの中より一番重たいグレードの重量が適応されました。そのときの検査官の意見では、E-GS130Gとしてこの重量までは足回り等の耐久性能が保証されるからというものでした。
そして車両総重量は1950Kgとなりました。
乗車定員は、もともと8人乗りでしたが、3列目シートを取っ払って6人乗りとしました。
乗車定員の重量は、55Kg×6人で、330Kgです。
ということは、車両総重量から乗車定員の重量を引くと1620Kgです。これが車両重量+最大積載量の最大合計値となります。
次に、4ナンバー改造前の車両重量(乗車定員重量は引かれてます)は1480Kgです。
特になにも改造していない状態で、1620Kg-1480Kg=140Kgが積載量となります。
さて話を戻します。2列目の定員が3人なので2列目以降の定員重量は165Kgです。
2列目移行の定員重量は165Kg > 140Kg積載量 となり、そのままでは貨物積載重量条件をクリアーできません。
えーと、単純計算で25Kgダイエットしないといけません。3列目シートを取っ払うのは確定ですが、このシートが軽くて屁のつっぱりものです。
さらに、メーカー公表値より、実用された自動車は必ず重量が増しています。単にカーステレオなどのアクセサリーもですが、このクラウンは全塗装されていたので塗料の重量もけっこうなはずなんです。
とまぁー、そんなこんなで、えげつないダイエットをしたのです。要するに車検に関係のないものはことごとく取り外して車検に挑戦してます。
まあー、この辺りの苦戦話をするといくらでも話せるというか、ちょっとしたレポートを作成できるぐらいの情報を経験しました。
その中で、リヤワイパーは車検に不要なのでとっぱらうことにしました。
ワイパーアームを取り外そうとしたのですが、これが外れません。
そこで痴呆父親に質問です。「硬くて外れないワイパーアームってどうやって取りはずすの?」って….
車整備の詳しい方なら当たり前で、あの道具ですよね。
痴呆父親は自動車整備工場しているのだから、その当たり前を教えてくれると思うでしょ。
それが、こんな返答をしました。「こんなのはスライドハンマーでコンコンとしたらええ」って….
無知で純粋な私はそれを信じました。
小さめのスライドハンマーで咥えてコンコンって恐る恐る様子見です。抜ける気配がありません。
ちょっと強めにガンガンってやってみても反応なし。
ここで痴呆親父を呼んで、スライドハンマー先端クリップの咥え方はこれでいいのかと再確認です。
痴呆親父はそれでいいと返答し、「どれ、ちょっとかしてみろ」と、ガンガンとやりはじめました。
そこで、私が「ああっ。やめてそんなことしたらボティーがゆがむやん。」って….
親父の「普通はこれでかんたんに抜けるねんで」との捨てセリフです。
私が、「もう無理せんでもいいって。今日、板金屋が来るいうてたやん。その板金屋に他に外し方がないか聞いてみるわ」と、親父を振り払ったのです。
で、板金屋に聞いたら「スライドハンマーって社長はいうたのか?そりゃ間違いや。こういうのはプーラーで抜くんやで。プーラー知っているか?2本ツメのやつをこうやってひっかけてやな…..」と手でイメージを説明して教えてくれました。
そうかープーラーか。と納得する私です。そして、プーラーで外すのが当たり前というのを後ほど知るのでした。
父親にプーラーはどこにあるの?と確認すると、「お前にプーラーは使いこなせん。プーラーは貸さん」と断られた。
そのときは、嫌味な親父だなーと思ったのですが、あとになって考えたら痴呆でどこに道具があるかわからい状態で探すのがおっくうでそういう断りをしたんだろうと思います。
まあー、断られたのだから仕方がないです。その日はリヤワイパーの取り外しはあきらめました。
翌日です。私がプーラーをホームセンターで購入してクラウンワゴンのところへ行ったら、リヤワイパーが外されボンネットの上へ置かれてました。
おおっ親父さすがやな。なんやかんやいうても息子のためにがんばってくれたんやな。と関心してリヤハッチバックを見たら……
私は半なきになりました。
痴呆親父がスライドハンマーで思いっきりぶち壊していた後でした。
ハッチバックも微妙にゆがんでました。
そして、痴呆親父は工場にいないのです。母親に確認すると、特に板金修理なんてないのに板金屋に油売りに行ってるでーとのこと。
そう、痴呆親父はやってもたと思っているんです。私がくるまでになんとかならんかと考えていたんでしょう。
昨日にやり方を教えてくれた板金屋の社長がやってきました。もちろん痴呆親父とセットです。
そして、親父が私に気がついて、「ちょっと引っ張ったら壊れた。昨日にお前がいっぱい引っ張ったから壊れとってんで」と、変な言い訳をしよる。
そんなのは無視して板金屋の社長と話です。
私が新品プーラーを持参しているのも目ざとく板金屋は気づきました。
そして、「社長が息子が壊したとかいうてるねんけど、社長はうそつきやな。」と一言二言ありまして。
ともかくワイパーシャフトのネジ切りが駄目。ハッチバックのゆがみ修正必要という結論です。
板金屋が「かわいそうやなー。自分でここまで内装をめくりとったんやろ。こんなきれいなクラウンやのになー」と気を使ってくれて、「社長はほっといて、今から一緒にハッチバック分解しよか?教えたるわ」と、手ほどきしてくれたのです。
そして、ワイパーリンクを取り外して、「こりゃーシャフト部分交換必須やで、ここの部品がでたら8000円ぐらいやと思うけど、古いからなーワイパーリンクASSYでないと出ないと思うは、それやと4万ぐらいするでー。」との説明。
「でもなー、仮にシャフトだけで出たとしても、これだ引っ張っているからリンクヒンジ部分にカダや歪みでているかも知れん。それを考えると、やっぱりASSYごと交換が無難やでー」
「こういうリンクってなかなか中古部品もないんよ。きっとハッチバックごと探さなあかん。ハッチバックとなると、解体屋にあれば2万ぐらいと思うけど、もうこのタイプは尼崎で流通ないと思うわ。クラウンは貿易にでるからなー。解体屋のネットワークで地方からとりよせるときっと3万コースやで」、ということで….
ええい。もうこうなったらリヤワイパー無しでとりあえず運用しましょうとなりました。
ハッチバックのゆがみについては….
板金屋は一旦道具を取りに帰りまして、三脚にレーザー装置をセットして縞々光線を照射です。
そして、ここからこういう風に歪んで、ワイパーホールがこれだけ引き出されているねんと教えてくれました。
「美味しいビールおごってくれるか?ここで簡単に叩いて面出しするか。多分塗装はめくれへんと思う。もしめくれても塗装はしないよ。その条件でええなら、今から叩こうか?」ということで、即効でお願いしました。
そして、私と板金屋と二人して作業です。というか、結局のところ板金屋の手ほどきで私がトントンと叩きました。つまり板金屋に教えてもらいました。
こういう部分は、ここに当て板をあてて、このぐらい遠いところから、この角度ぐらいでこうしてとか、ここに絞りのラインが入っていると、こういうふうに力が逃げるはずなので、それを利用してこうしてどうして、という授業付きでした。
こういうエクボは、こんな注射器みたいなお手軽キットが安く売られていてな、こんなチープなキットでも、この程度ならかんたん修正できるねんで。とか。
まぁー、この4時間ほどの指導が、今の私のド素人板金の基礎知識になってます。
そして、縞々光線がきれいな線を描いたところで終了です。
まぁー、そんないきさつがあるのです。
ということで、そのうちにリヤワイパーを復活しようと、部品を探してました。
だって新品部品は高いでしょ。中古部品を探して縁があったらゲットしましょうと長期戦になったのです。
それをやっと発見し、軍資金内でケットできました。
そのうちに、またこいつを付けるためにリヤハッチバックを分解することになりますね。
でも、その前にクラウンワゴン君の車検がまもなくなのよねー。
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