クラゴン君、クーラント液漏れ修理、ウォーターバイパスホースNo.2交換

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さてさて、今までお世話になったgooブログへの最後の挨拶をば
さようならgooブログ。今までありがとうございました。

引越先の当ブログですが.... 引越自体は終えてます。(2025年10月08日00:45現在)
でもね、デコレーションがまだまだでしょ。飾りつけといったことはポチポチとしていきます。
そうそう。gooブログからの引越データとしては、記事数2756件、画像20833枚でした。
***** 以降に記事本文が続きます。読んでね!! *****


昨日に発覚したクーラント液漏れの修理をします。

破損個所発見時の内容については昨日のブログ(クラゴン君、クーラント液漏れ新発見)を見てください。

 

最初にお断りです。

素人のエンジン回り修理は相応のリスクが伴います。

「自分で修理したことは自分で責任を取る」を徹底できる人だけが楽しむものです。

私は交換するホースを、中古部品から切り出して流用部品を作りました。

ホース自体は純正部品でもそんなに高くないと思います。ホースはメーカー指定新品と交換するべきものです。

その方が後々のつまらないトラブルも減ると思います。

で、なんでお前はそんなホース作っているんだよ。という突っ込みですが….

トヨタ共販へ部品を注文に行くには、足となる自動車が必要なんです。

その自動車が今回のクーラント液トラブルになってます。

いつホースが裂けるかわからないような車で往復30Kmほど走りたいですか?

共販に在庫があればいいのですが、古い車なのでメーカーバックの可能性もあります。

そうなると、後日部品が届いてから受け取りにいかなければならず、都合2往復のスリルとなるのです。

さすがに走行したら危険とわかっているものを運行するような根性はありませんのでメーカー純正部品をあきらめました。そして部品自作へと向かうのです。

まぁー、私のような真似はしないでくださいね。

 

まず患部の写真です。

エンジン上にスロットルボティーが付いています。

そのスロットルボティーへクーラント液が入り込むルートがあるのです。そのホースがダメになってます。

エンジンルームを上からみてスロットルボティーの下側にそのホースがあります。

パーツリストで調べたところ、パーツリスト図では次のものです。

部品番号は 16264-70060

部品名は「ウォーターバイパスホースNo.2」です。

今回の液漏れ発覚に至った部分です。

エンジンヘッドにインジェクションが差し込まれているのですが、その4番インジェクションがクーラント液で濡れてました。

4番インジェクションが差し込まれる周辺(ヘッドの凹み部分とエキマニ接続の谷間)にもクーラント液が溜まってます。

4番インジェクションのコネクター上部分に、スロットルボティーへのウォーターバイパスホースが通るのです。

そのウォーターバイパスホースがダメで水が漏れることで、下に位置する4番インジェクションのコネクターへ滴っていくという状態でした。

ダメになっているウォーターバイパスホースは、ホース自体がブヨブヨに膨らんでおり、ホースバンド部分でめくれています。

写真では風船のように膨らんでいるように見えますが、表皮のようなものがめくれてホースの肉がむき出しになっています。表皮がチュウリップのようにかぶさっているので風船のように見えているだけです。

で、このホースを交換するのですが、私の手が隙間に入りません。

ついては、アクセルワイヤーブラケットを外します。そのブラケットを外すためには、スロットルに繋がるブローバイホースも外さないと工具が入りません。

はい。めんどうなことこのうえないです。

ホース交換なのでクーラント液を抜かなければなりません。

バケツを下に差し込みます。

私は先にラジエターキャップを開ける派です。

「キャップを開けて水がたまっているときの状態をみたい」という方が必ずいますので、その人ように写真です。

ラジエタードレンをちょろっと開けてバケツにクーラント液を落とします。

液が落ちるまでの間に道具を準備します。

以前に自作したホースバンドプライヤーがまた活躍するときがきました。

痴呆親父におしつけられた「お前のスバルは古くてラジエター水が漏れるから必要になる」という無茶苦茶な理由をつけて押し売りされた汚い得体の知れないホースです。

ちなみに私のスバルは空冷なのでラジエターなんてありません。そのぐらい無茶な理由をこじつけて引き渡したうえで、ホースをあげたのだから競艇へ行く小遣いをくれと、高額なお金を父親に取られてます。えー我が家の何か月分の食費でしょう。このホースにそのぐらいの価値があるんだそうです。

私にはゴミに思えるのですが、このゴミを廃棄するのにもお金が必要なのでどうしようかと数年間倉庫に放置プレーしてました。

父親を殴り倒すまではそうやって父親からたかられてました。そういう境遇なんですよ。尚、父親を本気で殴ってからは私に金をたかることはなくなったのですが、矛先は嫁に向いてます。

話が脱線しましたね。

水が抜けるまで、エンジンルームを見つめて作業を脳内シュミレーションします。

あーしてこうして….と考えていると水が抜けました。

今回はクーラント液交換ではないのでドレンから水が出なくなったらそれでおしまいとします。

泡立ちもないし、変な浮遊物もなし、沈殿物もありません。出てきた水に特に問題点はないでしょう。

水が変ではないか。と念のためにペットボトルに移し替えて再度観察です。

綺麗な赤色でさらに安心です。もちろんこのクーラント液は再使用します。

今回の作業でこぼした水は、ペットボトルに移し替えるときだけでした。その写真です。

そんなにこぼさなくてすみました。

水の抜けたラジエター口です。

水垢のようなカルシウムのようなものの付着を感じますが、エンジン冷却は現状で絶好調なので、下手に洗浄剤とかを用いることはしないでおきます。

では、頑張ってホース外しますよ。と作業したら….

ホース自体はいつ崩壊してもおかしくないぐらいフニャフニャで、ホースバンドをつまんでズラスだけでホースが一緒についてきて抜けました。

腐ったホースを抜くのに苦戦するかと思っていたのですが拍子抜けです。

では、ダメと判断したホースのご開帳です。

「うっひゃー」っていいたいでしょ。

ホースバンドが付いてますが、ホースバンドをずらしたらこの状態でスリルとホースが一緒に移動して抜けたというのがわかってもらえますか?

ホースバンドが付いている状態での患部アップです。

ホースバンドを外してみます。すると表皮がさらにポロッとめくれました。

よくぞこんな状態になるまで、とある意味で感心しますが、ホースが裂けて路上で立ち往生となる前に気が付いてよかったです。

さて、どんなサイズのホースやねん。とホースをしげしげと観察します。

差込口の直径を測ったり長さを測ったり、そしてホースに記されている記号を読むと….

「なに~いっ」となりました。

私の車はクラウンです。なのに日産のマークのホースが付いてました。

これは絶対にありえません。

だって、このクラウンに乗り換えた時、4ナンバー変更車検の時に、ヘッドカバーを開けてカバーパッキンの交換をしています。

その時に、ヘッドカバーやスロットルに繋がるエンジン上側の短いホース類は全部新品に交換しているはずなんです。

だって、私が部品商へ部品を発注して、その部品を購入して、父親へ渡してます。

もちろんこのホースもメーカー純正部品で新品をその時に入手しているのです。

当時は父親がリタイヤするときです。痴呆整備士です。

どんな作業するか心配で私もある程度一緒にエンジン整備しました。

でも一日中付き合うわけにいきません。実家まで片道2時間の電車旅ですし、私の仕事もあります。

大事な核心部は私の目があるときに作業しろと徹底していたのですが、こういったホース類取付は父親一人に任せています。

それが仇になってます。純正新品部品を取り寄せているのに、なぜかこの得体の知れない部品がついてます。

整備完了後に新品部品は残っていなかったので、痴呆親父がなにかしているのです。

それも私に報告したくない隠し事のはずですね。

きっと、私が渡した新品部品をどこかに売りにいったんだと思います。えー、競艇代になっているんでしょう。

新品でも特定車種ようの部品なのでアフターマーケット価値はほとんどないはずで味噌くそのはずです。

そんなことに使われているのでしょう。

どうりで、クラウンのホースがいまいちなわけです。見える上側のホースは私が乗るタイミングで新品のはずなのに、どうみても古いやつにみえるのです。それでも親父の手で下手に磨かれていたので判断できなかったということでしょう。

そして、私の脳みそは余計なことに回転しました。

もしや、これと同じホースが、このゴミ箱じゃなかった、腐ったホース箱の中に入っていたりするのだろうか。

ごそごそとほじくりまして….

はい。いろんな想像が現実になっていきそうです。

なんでー、同じ記が入っているホースが出てくるのよ。

片方が切断されてまして、そこへ今回のホースの微妙に斜めになっている先端を合わせると、文字が綺麗につながるではないですか。

えーとえーと。余計なことは考えない。

このホースを使うと、今回のような水ぶくれになる可能性があるから、こいつはやめよう。と前向きに考える材料だったということにします。

話は戻りまして、ホースを差し込む部分。つまりパイプの直径を測ります。すると8mmでした。

呼び径8mm用のホースで使えそうなものをゴミ箱じゅなかった、高級な腐ったホース箱から選別しました。

このうちから2本をさらに選別しました。

短いのはちょうど90度でいい感じでそれも未使用品の気配なのですが、長さが短いです。

長い方が曲げから直線の長さもちょうどいい感じです。

しかし、こいつは中古でしてホースバンドの痕がついてます。

パーツクリーナーで洗浄して、よーく観察したらホースバンドでキズがついてます。

こういうのが裂けのきっかけになりそうなので、この先端側は使えません。

となると直線部分を切り出して使用することにしました。

汚いホースだったので、よーく洗浄しました。

ついでにホーンバンドも綺麗に磨き掃除しました。

このホースを取り外したことで、エンジンヘッドの隙間が磨ける部位があります。せっかくなので掃除しておきます。

自作したホースを取り付けるのですが、隙間に手が入らなくて苦戦です。

直線ホースを曲げて取付てます。

曲げ部分でホースが少し潰れかけているのですが、これは仕方ありません。

あとは元通りに組み戻します。クーラント液も戻します。

エンジンかけてエア抜きします。お手軽な作業です。

いつもの温度で安定するのを確認です。

これでホース交換完了です。

この後ですが、夕方に12Km乗り回してみました。

ときどきエンジンルームを覗き込んで確認です。

水漏れなし、クーラントリザーブタンクの水位も問題なしです。

 

さてさて、このまま車検まで持ってくれよー。

車検の時にクーラント水路のホースは全部交換指示を出すからねー。

タイベル、ウォーターポンプ交換、オイルシール交換、クーラント水路ホース交換というメニューを車検の時に指示するからね。

それまで、あと数か月。現状の部品で、ごきげん走行してくれよー。

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