R-2君、アクセルワイヤー、チョークワイヤーの分解

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でもね、旧ブログはこっちへのジャンプ先が書いてあるだけなので....。(引っ越しましたって引越し先個々のURLリンクだけ)
さてさて、今までお世話になったgooブログへの最後の挨拶をば
さようならgooブログ。今までありがとうございました。

引越先の当ブログですが.... 引越自体は終えてます。(2025年10月08日00:45現在)
でもね、デコレーションがまだまだでしょ。飾りつけといったことはポチポチとしていきます。
そうそう。gooブログからの引越データとしては、記事数2756件、画像20833枚でした。
***** 以降に記事本文が続きます。読んでね!! *****


本日のスバル弄りは3時間でした。

修理ないしは自作しなければならないアクセルワイヤーの確認です。

まずは私の車体に付いていたアクセルワイヤーです。

全体写真で、すでにただならぬアーチを描いているのがわかりますか?

エンジン側先端は、錆びているがどうにでもできる状態です。

ペダル側が太鼓の根本でワイヤー断線です。

(ブログを書きながら写真をよーく見まして、このワイヤーって網線じやなくて撚線なのね。ということはホームセンターで見かける7×7網構成ではなく1×7撚り構成の硬いワイヤーってことかな?と只今憶測中)

こんなのを見てしまったら、このワイヤーをそのまま使うわけにはいかないですよ。

高速道路でアクセルワイヤーがブチ切れたら、と考えるとオシッコがプッシャーでしょ。

アウターはもちろんのように剥がれて錆びてます。

さらにアウターに変な曲り癖がついていて、どうもその辺りで内部に錆があるみたい。

というのはワイヤーの動きが渋くて、動かすと曲がっているところの内部で盛大にジョリジョリと奏でるのです。

さて、次はヤフオクで入手したアクセルワイヤーです。

なんと千切れたワイヤーを入手なんです。もちろん、そういう文面でジャンク出品されていた物です。

たとえ千切れていようとも、私にはとっても価値があるワイヤーなんですよ。

こいつらを2個1できないかと考えるのです。

しかし、その考えはとてもバカなことだったのです。

まずはインナーを抜こうと引っ張ります。

引っ張ります。

えー。引っ張ります。

うんとこ、どっこいしょ。まだ抜けない。

せーの。うーの。うんとこ、どっこいしょ。まだ抜けない。

なんでー….

前から後ろからと引いてみるのですが、少し出てきても、手を放したらまた元通りに引っ込むのです。

逆に反対側は押し込めるのですが出てこないのです。

内部で錆固着しており、引っ張ったらワイヤーが伸びた分だけちょっと出てくるが無理やり伸ばしたのだから元のように戻る。そもそも伸びるワイヤーってダメダメじゃん。と思ったのです。(この憶測も間違いです)

えーい。CRC556をたらふく食れてやるぞ。と、CRC556をザブザブと吹き込んでやります。

ウプププと濡れ濡れに噴き出しているところを、芯線を握ってスコスコとピストン運動です。

ウププから、涎が泡を吹きながら垂れるのです。

そうそう、そうやって濡れてくると気持ちいいんだよね。とスコスコとピストンしていくと、なにやら膣じゃなかった筒の中から音がするのです。

うん?中に大人のおもちゃを突っ込んだままピストンしているのか?、じゃなかった。なにかが反応するのです。

引っ張って手を放すと、あいかわらずケーブルはまた引き込まれるのです。「抜いちゃいやー」って吸い込むんですよ。

その吸い込むときに「コチン」って音がすることに気付きました。

どれどれと、耳をあちこちに近づけてワイヤーを引いては放しを繰り返します。

すると、アウターを継いでいると思われる金属パイプの中で音がしてます。

うーむ。ここになにかが潜んでいるぞ。鉄パイプだからなー。内部がえげつない錆腐食でワイヤーが抜けないのだろうか。と考えます。(この推論も間違ってます)

こういうところからアウターを引き抜くのは大抵は熱を加えたらなんとかなる。と私の数少ない経験が判断します。

鈑金用ハンダ鏝で炙ってみてアウターを引き抜こうとしますが抜ける気配がありません。

ええ~い。抜けないのなら壊すまでだー。

万力で挟んで固定して、カシメていると思われる穴にドリルを揉んでみました。

アウターをクネクネさせてCRC556をウププとしてあげたら、果てたアレのようにドロリとCRC556に絡んだ汚れを垂らしながらアウターが外れました

すると、金属パイプの中からスプリングが出現です。

はぁーん?。なんでスプリングが入っているの?

これって単なるワイヤーケーブルではないってこと?

変なギミックが仕込まれているぞ。

この仕掛けはなにか意味があるはず。とブチブチ小言をいいながら解析して、その作用がどういう意味を成す機能なのかを推論です。

エンジン側には芯線にスリーブが付けられており。そのスリーブがアウターに引っかかることでエンジン側にワイヤーが出ていかないようになってます。かつ、スリーブがスプリングを受け止めています。

ペダル側は芯線にスリーブがなくワイヤーは前後にピストン運動し放題です。

スリーブがないので、アウターの切断面でスプリングを受け止めてます。

金属パイプ両端で、それぞれのアウターを固定しています。

すると、ワイヤーは金属パイプ内のスリープが動ける幅だけ移動することができます。

かつ、バネが常にテンションをかけているのでワイヤーを引く力がなくなれば、バネが伸びることで常にワイヤーは決まった位置に戻ろうとするのです。

なるほど。これで、エンジン側からワイヤーを引っ張ってもまったく出てくる気配無し。ペダル側からワイヤーを引くと7cmぐらいしか出てこなくて手を放すと引っ込むという理屈はわかりました。

さて、これがスバル君にどういう機能をもたらすの?なにか意味があるの?です。

よーくイメージトレーニングします。

が、しかし….

これって、単にアクセルをもとに戻すのを助けているだけ?

アクセルペダルにスプリングあったよね。あれでワイヤーも一緒に動くでしょ。それの出助けってこと?

2017年6月29日追記です

パーツリストの部品構成図を調べたところ…

クラッチペダルとブレーキペダルにはペダル自体にスプリングを取り付けるようになってますが、アクセルペダル自体に引き戻すためのスプリング取付はありません。

つまり、アクセルワイヤー内部に仕込まれているワイヤー戻り機構の力を用いてアクセルペダルを元に戻しているようです。

ということは、このアクセルワイヤーの仕込まれているバネ戻し機構は大変重要な機能を受け持っていることになります。

って、いろんなことを想定して推論していたら…

「あ~っ」と脳みそに戦慄です。

これって、とても味噌しルンルンな安全対策機構なんだね。

走行中にペダル根本でワイヤーが切れたときのことを考えてあるんだ。

もしワイヤーが切れてワイヤー操作できなくなったときに、アクセル煽った位置でワイヤーが止まっていたら超絶危険じゃん。

だから、ワイヤー自体が常に戻ろうとする機構を設けたということだね。自動戻り機能ってことでしょうか?

うーむ。理屈と存在理由はわかったぞ。これなら修理可能、自作可能だわ。

ということで、部品調達等で必要になりそうなものを調べます。

まずは素材の確認です。マグネットの吸い付きによる簡単な検査です。

すると、ペダル側のアウター先端金具がマグネットに反応なしです。亜鉛ダイキャストとかなのだろうか?

その他はマグネットに景気よく吸い付きます。ワイヤー芯線もマグネットに付くのです。ということは芯線はステンレスではなくメッキ鋼線ってことかな?

各サイズです。芯線径1.8mm、アウター外径6mm、長さ285mm

ばね仕掛けが仕込まれていた金属パイプは、長さ135mm、外径8mm、内径はおそらく6.5mmです。

これをもとに材料を探さないと….

と、ブログを書いていて気がついた。ペダル側のタイコのサイズを調べてないや。

タイコ部分が切れた無くなっているワイヤーを分解したものだから、タイコの存在を忘れていたよ。

追記)

翌日のブログにタイコのサイズを書いてますので、サイズを知りたい方はそちらを読んでください。

さてさて….

次はチョークワイヤーです。

ヤフオクで落札した物を確認です。

先端からワイヤーが出ていないのが気になりますが….

操作レバー側を見て納得です。

操作レバー先端がアウターからすっぽ抜けてワイヤーが10cmほど引きだされた状態でした。

レバーをアウターに近づけていくと、ちゃんと先端からワイヤーが出てきました。

アウターから金具がすっぽ抜けているのでインナーを抜くのは簡単です。本当に引き抜くだけでした。

ワイヤー芯線はそのまま使えます。ちなみに芯線は1本線(撚り線ではない)で直径1mmでした。

長さは3.6m、アウター外径は5mmです。

アウターをよーく掃除しながら傷みの確認です。

エンジン側から53cmのところに擦れてついたと思われる酷い傷があります。

この部分が常になにかに当って揺すられているいるとか、熱いものに触れているとかなのでしょうか?

すっぽ抜けていた操作レバー側の金具です。

中を覗いたら、なにやら詰まってますよ。

マイナスドライバーで抉り出したら、なんと赤色ビニールテープでした。

ということは、このケーブルの前オーナーにて、ケーブルが抜けたからビニールテープをアウターに巻き付けて肉盛してから金具に強引に突っ込で接続という対策修理をしているということです。

そりゃー。そんな対策程度なら、また抜けたということですね。

先端金具をよーく掃除とサビ取りしました。

次はアウターの補修なのですが….

残り時間の関係で、ここでこのワイヤーは中断しまして、昨日に作業したサイドブレーキワイヤーを取り出します。

ジンクコートの上にお色直しです。

もちろん変態色に染めるのですよ。

どうよ。ガンプラ指数、玩具指数が上がったでしょ(笑)

この上からPOR-15クリヤーを塗りました。

このサイドブレーキワイヤーは、とりあえず先端側だけPOR-15クリヤーを筆塗コートです。あわててはいけません。POR-15が芯線に付着したら大変なことになります。

POR-15が垂れてもワイヤー稼働に悪さをしない位置になるように位置を保ちながら乾燥保管すると、ケーブル先端だけ処置、ケーブル真ん中辺りの処置、と2回にわけて筆塗した方が作業が確実と判断した次第です。

以上で本日のスバル弄りは終了です。

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