R-2君、コンロッドのニードルローラーベアリングが死亡していた

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引越先の当ブログですが.... 引越自体は終えてます。(2025年10月08日00:45現在)
でもね、デコレーションがまだまだでしょ。飾りつけといったことはポチポチとしていきます。
そうそう。gooブログからの引越データとしては、記事数2756件、画像20833枚でした。
***** 以降に記事本文が続きます。読んでね!! *****


本日のスバル弄りは3時間といいたいのですが、実作業は30分ほどで2時間30分は失せ物大捜索時間となりました。

スバル弄りとしての進捗は本日も0なのです。

捜索に時間を費やすなんて最低です。

そして、その結論も最低です。あああっっっ、もう嫌だー。なんでやー。

と、自分の運命を呪うのでした。

 

本日は、ピストンとシリンダーを組み込むぞーと意気込んでスバルのところへ行きました。

サークリップ表裏の謎は解決したことだし、まずはサークリップ取り付けの練習をしておこう。

棚落ちアポーンしているピストンに、古いピストンリングをはめて練習です。

フリーマーケットで50円~100円で買いそろえた、いろんなラジオペンチを持ち出してどれが使いやすいかも確認しました。

どうやったら折れるかな?の実験もしたくて、かなり無理やりに嵌めこんでみても、サークリップって折れないのね。

実際にエンジンに組み込むときはこの角度で自分はこの位置からこうやっていれるんだよなー。とシュミレーションしながらのサークリップ挿入練習もしました。

本番は新品のサークリップなのでもうちょっと硬いんだろうなー。と考えますが、自分の中で納得できる入れ方を見つけましたのでサークリップ取り付け練習を切り上げました。

次は、コンロッドのニードルローラーベアリングとピストンピンの確認です。

取り外したのは4年ぐらい前かと思います。って、ブログを書いている今、遡って検索してみたら2013年11月2日に取り外してました。

2013年11月2日のブログ:R-2君、ピストンリング確認、デスビ取り外し、ヒーターファン分解

当時に一切の掃除をせずに2サイクルオイルにドブ浸けしたのです。

2サイクルオイルに浸けておけば汚れも自然に落ちるしサビの発生もしないと考えていたのです。

つまり、4年と6か月ほどつけていたことになります。

それを開けました。(インスタントコーヒーの空き瓶で2サイクルオイル漬けをしています)

かなり熟成されてますよ(笑)

ひっくり返したら、美しいじゃありませんか?思惑通りに汚れが綺麗にオイルで自然分解してました。

このタイミングで1個のニードルローラーベアリングのローラーが外れているのです。

なんで、ローラーが外れているの?そんなの私の記憶にないよ。

ローラーが外れていたら絶対になんとかベアリングを入手しなければと大騒ぎしているはずなので、取り外してすぐの段階ではローラーは外れていなかったはずです。

つまり、油汚れでなんとか食いついていたものが、2サイクルオイルドブ浸けで汚れが緩くなってローラーが外れたということでしょう。

ニードルローラーベアリングのローラーははめ込みで脱着できるというのを予備情報を得ているので、この段階ではあわてていません。

パーツクリーナーでペトペトの2サイクルオイルを洗浄してでできたものは…

ベアリングゲージ自体と、ベアリングゲージに残っているローラーは綺麗です。指を入れて手のひらで転がす限りでは回転スムーズです。

で、外れているローラーですが….

はい。死亡してます。

全体がものすごいキズ肌で、かじられたような大きい欠損箇所まであるのです。

この1個だけがこんなことになっているなんて…

ともかくローラーが1個でもダメになったら、ニードルローラーベアリングは死亡と同意です。代わりのニードルを入手してはめ込めば復活するのですが…

で、私の記憶に、ヤフオクで中古のニードルローラーベアリグを入手しているのです。それも4年ぐらいまえの記憶です。

ブログを書いている今、遡って検索してみたら2013年11月2日のブログに記録あり。さっき紹介した過去記事と一緒なのでここでのリンクは省略します。

過去記事から写真を引用します。

私の記憶だと、CRC556を吹き付けられた状態でジッパー付ビニール袋に入って送られてきた。

えーと、2サイクルオイルにドブ浸けして保管しようと考えていたのだけど、こいつをドブ浸けにした記憶がないのです。

あれれ。なんでドブ浸けした記憶がない?

そもそも、こいつをどこかに保管した記憶もないのです。おかしいなー。

ともかく落札して入手しているのは間違いありませんので、大捜索をすることにしました。

ニードルベアリングの使える物を用意しないと絶対にスバル君は路上復帰できないのです。かつ、これがないとエンジン組み立ても進められません。優先度は大捜索です。

以前の大捜索でダンボール箱に内容品を書いてラベル貼り付けしているのですが、それを読み取る限り「ニードルローラーベアリング」「コンロッドベアリング」といった文言はありません。そもそも、以前の大捜索のタイミングでも、ニードルローラーベアリングを見かけた記憶がないのです。

面倒なことをする覚悟を決めました。スバルの部品を保管している棚をしらみつぶしに確認。ダンボール箱を順番に開けていきます。

そんなことをしていたら、後輩が様子を見にやってきました。

後輩には、午後からスバルのエンジン組み立てするから、15時までには事務所に入ってね。事務所に入る前にスバルのところに立ち寄ってね、といっていたのです。

後輩から「エンジン組み立てるっていうてたのに、なにを整理しているねん。いうてることちゃうやんか?」と突っ込まれる次第です。

ちょうどいいや。後輩もきたことなので、ニードルローラーベアリングをどこかで見かけなかったか説明です。

もちろんのように後輩は「スバルの部品がどこにあるかなんて知らんって。スバルの部品管理は私は手を出さへんいうてるやろ。そんな部品しらんでー」って…

今ここに2個あるやろ。これが4個あってな。ジップラップの中でオイル真空パックみたいになっているやつやねん。ヤフオクで買ったときにその状態でな。オイル瓶詰めしようと思ってたんやけどそこから先の記憶がないねん。

と、説明したのですが….

「だからスバルの部品は知らんってば。で、それが見つかるまで今日は発掘し続けるのか?」

まあー、そんなこんなで後輩はあきれて事務所へ向かいました。

あとは、すべての箱を開け尽くす私です。念のためクラウンワゴンの部品がはいった箱も全部開けたのです。

みつかりませんでした。

まさか本業で保管している備品や、古物商品が入っているところも発掘しなければならんのか?そうなると2日コースの実質棚卸だぞ。とゲンナリして、トボトボと帰ったのでした。

 

事務所に到着して、「みつからんかった。明日は事務所に置いてあるダンボール箱を全部開けるわ。なので明日は仕事休みにするでー」って後輩に話したら….

「しまった。忘れてた。ごめんなさい。ごめんなさい」って後輩が言うのです。

なんのことやろ?となる私。

「これ見てちょ」と、小さいタッパーを渡されました。

これなんなん?としゃべりながら蓋を開ける私です。

ああああっっっっ。……と言葉を失う私です。

後輩の口から…

「ごめんなさい。これスバルの部品って知らんかってん。オーディオの修理が終了して、机の上をちらかしたままスバル弄りにいったときに、油まみれの部品が袋に入って置いてあってな、破けたら大変やんかってタッパーに入れてな、オーディオの部品箱に入れといてん」

はあ~っ。って脱力する私です。

さらに後輩の口から「仕事しててな。オイルまみれでビニール袋に入っているっていうのが気になってな、なんか思い出してオーディオ部品箱を開けたらな、さっき見たような部品が入っててな、これは持って行ってみせなあかん。って思って片付けてたら電話かかってきてな。それの対応でパソコンから調べものしてな、とかしてたらスバルのところへ行くのを忘れてしまった。」

ここで私は怒りました。過去の記憶失念は歳取った証拠やからいいとして、今日思いついたことを割り込み仕事が入ったから忘れるというの最低や。仕事人としてあかんやろって…

結論として、タイムラインはこうなのだろう。

私がオーディオの修理をしていたタイミングでヤフオクでニードルローラーベアリングを落札。

オーディオ修理がひと段落した時にニードルローラーベアリングが到着。

オーディオ修理をいったん止めてスバル弄りの日をいれた。

その日に、後輩が「こんな油まみれの部品を放置しやがって」と、ニードルローラーベアリングだけをタッパーに入れてそのまま机の上へ置いといた。

私がスバルの部品だけを、スバルの部品箱へ入れた。(このタイミングでタッパーがスバルの部品と私は思っていなかった。というかオーディオの部品とも認知していないと思う)

オーディオ修理もひと段落して片付けた。が、このタッパーがなにかわからず、そのまま作業机の端っこかどこかの棚か、そのまま埋もれたかした。

それを後輩が、気を利かしてオーディオ部品箱に放り込んだ。

ということらしい。

私は中身の見えない箱にいれるときは、絶対に箱にラベルを貼っている。なので私がタッパーに入れるとしたら、タッパーをさらにビニール袋にいれてラベルを貼って保管となる。現にそうやって保管しているスバルの部品があるのだ。

また、ラベルの貼られていない箱は、引き上げてきた古物。または送られてきてまだ未整理の品、というルールになっている。私が中身をみたものはまちがいなく外箱も覚えているのだが、外箱に記憶のないものはまだ私が認知していない物件と考えている。

後輩が荷受けして中身を検品。特に急ぎではないものは、そのまま放置プレーということは時々あるのです。このタッパーもその類として私は見ていたのでしょう。だって脳みそにタッパーの記憶がまったくありません。

まあー、そんなこんなで私の視界から消えていったということがわかりました。

 

さてさて、見つかったのはいいのですが….

問題は2サイクルオイル漬けしないで4年半年間放置プレーされていてどうなっているかです。

前オーナーはCRC556を吹き付けてあるとはいえ、CRC556は水置換をしません(水の上にCRC556の膜を張るだけ)ので、少しでも水気のあるものへ吹き付けたところで錆びがでるのですよ。だから、サビ止目的で油を吹きかけるなら水の下に油が入り込むCRC226かCRC666でないといけないのです。

それにCRC556を吹きかけたところは数年たったら油が固まっているのよね。

で、こいつらはどうなっているかというと…

まったく動かない状態です。油がネットリゴム質へ変化しておりました。

もしやのビニール袋と油が科学反応している可能性も考えられます。

で、もしやの錆肌になっていないだろうなー…

微妙….

油シミにも見えるし、薄い錆びにも見える。

買ったときはもっときれいだったよ。そもそもスルスルと動いていたよ。

くそー、なんで私の視界から消えたんだよー。と、自分の運命をすごく呪うのです。

なんであれ、油固着しているものをなんとかしなければなりません。

どうしようかなー。もうすぐ夕方6時だよ。

えーい、スバルのところへ行こう。

半額食品が入っていた食品容器に、ニードルローラーベアリングを並べまして、上から2サイクルオイルをかけてヒタヒタに浸しました。

明日に油汚れがどうなるか楽しみたいと思います。

 

以上が本日のスバル弄りでした。

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