毎年のことですが、隣の田んぼのフチに「彼岸花」が咲きました。
「彼岸花」の名前とおりに、本当に彼岸の前後になったら、突然ニョキニョキと伸びてきて、「パッ」と赤い花を咲かすのですよね。こいつらは律儀なやつです。
私が住んでいる半分田舎(というより概ね田舎)のようなところでは、自然な雑草なのですが、大阪市内に住んでいる知人達にはとても珍しい部類の花になるそうです。
そりゃー、田んぼが無いような都会では咲かないでしょうねー。
って、ことで、そういった知人向けに、彼岸花が咲いたよという下手くそ写真をちょろっと。
(下手くそ写真なのと、ブログネタとしてもどうでもいいものだと思うので、小さい写真にしておきます。)
ちなみに、田んぼの畔一面に咲くというのではなく….
隣の田んぼには畔が無く、四隅はコンクリートなんですよね。
数年前まで田んぼの奥も田んぼがあって、用水路があってと、我が家から見える景色は田んぼがそこそこ広がって秋は黄金色草原で相応に綺麗だったんだけど….
田んぼが潰されて、ワンルームが建ち、老人ホームもどきが建ち、そして用水路もそれなりに整備されてきてと、この数年で田んぼが消えつつあります。
なので、彼岸花の真っ赤な帯が繋がる景色は7年ぐらい前までのもの。
今は、コンクリートの端に「チョロ毛」のような名残りで咲いているだけなのです。
隣の田んぼがある間は、我が家の季節の目印として、毎年律儀に咲いてくれるでしょう。
この彼岸花が咲くと、日の入りがみるみる早くなるのよねー。
夜の帳が降りるのが速いのがいいことなのかは、どうでしょうねー。
空が暗くなると、なにかしらと私は仕事ができなくなるのよねー。
そして、寒くなって、嫁さんと体を寄せ合う季節になっていくのね。

コメント