LUX 真空管アンプ の音を聴いた

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でもね、旧ブログはこっちへのジャンプ先が書いてあるだけなので....。(引っ越しましたって引越し先個々のURLリンクだけ)
さてさて、今までお世話になったgooブログへの最後の挨拶をば
さようならgooブログ。今までありがとうございました。

引越先の当ブログですが.... 引越自体は終えてます。(2025年10月08日00:45現在)
でもね、デコレーションがまだまだでしょ。飾りつけといったことはポチポチとしていきます。
そうそう。gooブログからの引越データとしては、記事数2756件、画像20833枚でした。
***** 以降に記事本文が続きます。読んでね!! *****


古物商を生業にしていると、ごくまれに、「おっ!」というものに出くわすことがある。

その「おっ」と思うものが手元に転がり込んだのが、今年の2月後半のこと。

物は、LUX SQ38F という、真空管プリメインアンプです。

ちょっとしたご縁で、同業者の方が持て余していたものが、当方の手元に巡ってきたのでした。

あのラックスで、かつ、真空管アンプです。そりゃー、オーディオが好きな私は、聴いてみたいではありませんか?

もし、好みの音が奏でられたら、きっとキープしたくなるじゃありませんか?

と、いろいろと邪な思いが交錯したまま6月ごろまで忙しくて放置状態。

さて、6月のとある日に、古物商品としてキープしていたものをボーナス商戦用に商品化していたら、このラックスのアンプにぶち当たった。

「そうだ。お前のことを忘れていたよ。ごめんね….」

と、期待を込めて音だししてみたのです。

すると、片チャンネル音が出ない、音が出ている方も音質が安定せずにフワフワと強弱している。さらに各ツマミを触るとガリガリ音発生です。

つまり故障品でして、そのままでは使えない状態でした。

完全ジャンク品(故障品)として売却しようかとも考えましたが、LUXクラスになると、音がしっかり出るものは高額でやりとりされているのを知っています。

それなら修理に出しても、その修理代を回収できるのでは?とにかく、世間で「ラックストーン」と呼ばれる音を聴いてみたい。と思い….

さっそく、当店に出入りしているオーディオを修理している個人商店に打診してみた。

一応、現物を預かると引き取って行かれたのですが、その人のルートでは交換部品の入手が不可能で、代替え品を用いたら改造染みた修理になってしまうので修理したくないと、返品されたのでした。

うーん。こうなったら一度、この手のビンテージアンプ修理専門業者にあたってみるかと、大阪日本橋に店舗を構える専門修理業者に修理に出したのでした。

それが、9月1日に修理完了です。

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9月2日に、うきうきしながら音だし確認しました。

さすが専門業者です。ものすごく汚かったアンプが綺麗になって帰ってきました。

もちろん、音はしっかり鳴ります。ガリガリなんてまったくありません。

安心して音楽が楽しめます。

2時間ほど音を聴いて、だんだんと真空管の本領発揮でしょうか?

ちょっと暑苦しい感じの音になりました。

艶々としてボーカルに、中音域が音の粒を感じるようなパァーっとした見通しのよさ。

高音域もとがった音が出ています。そして低音はしっかり太い音が出ているのですが、どうも低音の輪郭がぼけているように感じます。

その結果なのか、音の存在はしっかりして艶々で楽しめてほどほどにスピード感を感じるのに、まったりとしたゆとり感もあるのです。

これがラックストーンというものか。なんか独特の色気を感じるのです。

まるで、マランツのDAC7搭載CDデッキの音を聴いた時のように、明らかに異なる独特の感じです。

トランジスタアンプの切れの良い音を出すものは、色で例えると蛍光色、車で例えるとスポーツカーでガツンという感じ。

このラックスは、色で例えると、夕焼けの黄金色、車で例えると大型トラックで、どっしりと迫ってくる音なのにゆとりたっぷりです。

さて、私の好みはどちらかというと、バブル期ガチガチのトランジスタアンプ系の音です。

つまり音切れ良く、低音から高音域まで、キリリと輪郭がはっきりしているものなのです。

かつ変な音の誇張はしていないもの。

ついては、ラックスの音は私の音の嗜好とは大きく異なりました。

まぁー、ラックストーンというのを勉強できたので、これで心置きなくラックス君を手放すことができます。

ある意味で、強烈なラックス信者がおられるのもわかる気がしました。それだけラックストーンには後ろ髪をひかれたのも事実です。もしかしたら、このままラックストーンを聴き続けたらラックストーンの虜になるのかもしれません。

でもでも…..私の好みはカッチリした音。それより、修理代を回収したいというのもあって、やっぱり古物商品として売却決定です。

と、ラックスのアンプに堪能したことの報告でした。

9月1日(日)の体重は79.0Kg、体脂肪24.4でした。

9月2日(月)の体重は79.8Kg、体脂肪25.2でした。

9月3日(火)今朝の体重は78.6Kg、体脂肪25.6でした。

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