西宮神社へ宵戎で、えべっさん

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そうそう。gooブログからの引越データとしては、記事数2756件、画像20833枚でした。
***** 以降に記事本文が続きます。読んでね!! *****


毎年恒例の戎様へ行ってきました。

もちろん、いろいろとお世話になっている西宮神社です。

1年前のブログにも書いたけど、私の結婚式は西宮神社なんですよ。

まぁー、結婚式ネタになると、必ず私のネタが出て、「お前はどこまで、えべっさんに密着した生活しとんねん」と、大笑いするという福呼びになっております。

本当は本戎に行くべきなのですが、いろいとわけがありまして、まだ戎様が祭殿に到着していない宵戎になった次第です。

ちなみに、ちょっとネタです。

私が中学校ぐらいに、自転車で西宮神社まで遊びの行動範囲を広げていたころです。

そのころに、西宮でいろいろと知り合いになった知人とのネタです。

もちろん中学生ネタなので、いろいろと脚色されていますが、子供時代はそういうのが冗談半分でまかり通ってました。

戎様が1月9日の夜に海から丘へあがられます。

そして、西宮市内中を夜中に徘徊するのです。(なにを目的に徘徊するのかの記憶はもう忘れてます。しかし子供の話題なのでいろいろと変なバージョンがありました)

一般市民が神様に触れることは禁忌とされます。ついては、1月9日は日が沈んだら外を出歩いてはいけません。戎様と鉢合わせするといろいろとあんなことやこんなことがあるというネタがありました。

さらに、戎様が道を往来するので戎様が怪我をしないようにと、道端に危険なものをおかないようにしてました。

メジャーなところでは門松の松葉を逆さまにしておくとか。(松葉が上向いていると戎様の身体に触れたら痛いでしょ)

マイナーなところでは、いつも路上に出しているスナックの看板もひっこめておくとか。

戎様が丘に上がられるとお腹がすいているので、おすそ分けしてあげよう。とかいうのもありました。

窓辺に鏡餅を置いたりしたのです。そうそう、9日の夜にしめ飾りのみかんが落ちたりしたら、戎様がかじりはったとか、そんなネタもありました。

家がワイワイとにぎやかにしていると、戎様が窓から覗きに来るというのもありました。

9日の夜は出歩くのではなく、父親は早く帰宅して、家族団らんで酒かす汁をワイワイ楽しんで、新年はあんなことやこんなことをしようと大騒ぎしたら、戎さんが窓からそれを覗いて元気な家族を見せてもらったと福を置いていくというものでした。

それの大人バージョンもありまして、9日の夜に夫婦の営みを大声だして楽しむと、戎さんが窓から覗いて、「おおっ。これはいいものを見せてもらった。」となって、大当たりの子宝を埋め込んでいくというものでした。

お店は、閉店後に掃除をした後で、「去年は戎様のおかげで云々かんぬんと」大きい声を上げて戎様に感謝を唱えて、笹とお札をまつりどころから降ろしてお返しの準備です。このときも、大きい声で戎様への感謝を唱えて窓から戎様が覗き込んでくれるようにするというものでした。

そういうのを9日の夜に戎様は街を徘徊して、浮世を楽しまれてから、10日に神社にお入りになるというものです。

10日になったら戎様と街中で出くわすことがなくなるので、皆が早く戎様に会いにいくのだと、各家の大黒柱が西宮神社まで走った。という内容でした。

ともかく、戎様は覗き魔なので、戎様が覗きたくなるように大声だして気持ち善いことや楽しいことをしろというところが、いろいろと脚色されていました。

まあー、子供のころに広がっていた話なので、どこまで本当の伝承で、どこからがアレンジされているのかは知りませんが、そういう環境で育った私です。

私のブログを見られている方で、去年に「本当に西宮戎へ行ったのなら写真を見せてみろ」みたいな失礼なコメントがありました。

たしかに、泉佐野市の人間が、わざわざ西宮市まで行くのは変なのかも知れません。

しかし、神様行事ですし、私の場合は、育ちが尼崎市で、遊び場所の主体は西宮市と神戸市でしたので、西宮神社はすごくなじみがあるところなんです。

なので、年に一度のえべっさんです。あんたの前で結婚式して嫁さんを見せ付けたでしょ。そんな私もオッサンになりました。と顔をだすのもいいじゃないですか。

まあー、そういう縁で毎年足を伸ばしております。

さてさて….

写真についてですが、今年はちょっとだけ撮影しましたが….

鳥居から中は撮影しておりません。

というのは、私の中では西宮神社は神様の敷居内と考えており、神様のものを盗り上げてはいけないと考えております。

神様からは一切盗ってはいけないのです。神様からは授からないといけないのです。

それが前提なので、神様のものは取りません。写真を撮影することについては賛否両論だろうと思いますが、写真は記録するものには違いありませんが、私の概念では景色を切り取るものなんですよね。

神様の住まわれる場所を切り取るって、それも勝手に盗って帰るのはどうかと思うのです。

それが、私の西宮神社への思いなんですよ。

ということで、敷居との境界線の鳥居を敷居の外から撮影した写真だけです。

人の顔が写らないように配慮したらこういう画角になりました。

もう写真はありませんよ。

境内の様子や、奉納マグロとかは、よそ様の神様を切り盗った写真を探されてご覧になってください。

さてさて….

朝の9時30分ごろに到着だったのですが、3連休だからねー、かなりの人手でした。

しかし、しかしです。私の目ではバチアタリなことをしている、つまりスマホでパチパチしながら行動するやからが多い。

縁起物返す場所で、よそ様が返された大きい熊手を勝手に持ち出して、それで記念撮影はじめる輩が目の前に現れた。これには驚いた。

それが済んだら、別のグループが同じようなことを始めた。

オイオイ、お前達、よそ様の一年の労いがこもった縁起物をそんな風に景色を切り取ったらどうなるかわかっているのかい?もうちょっといろいろと意味を考えなよ。

と、私が縁起物を厳かにお返しして、手を合わせて感謝を唱えている間に、3組のそういう方が現れて本当に驚いた。

こういったことが、ある意味でこれからの常識になったりしないだろうかと変な心配ごとが、イヤイヤ、それとも私が古い人間で今はこういうルールになっているのだろうか….

さてさて、マグロです。本殿より先にマグロ詣でする私は、もしかしたら戎様へのバチアタリかな?

お許しくだされ戎様と思いながら、マグロに向かうと、なんと長蛇の列です。

去年も列になっていたが、今年はこんなことになっているとはと絶句です。

もちろんその行列に並びました。

前後の人の会話に聞き耳を立てます。すると西宮神社初めて組ばかりです。そう、まるで観光スポットになっているようです。

この行列の横が縁起物を売っているところなのですが、寂しいのですよ。

だって手締めが聞こえない。これだけ長い時間並んでいるのだから、その間に手締めがあちこちから聞こえてきてもいいじゃないですか?

それが手締めを2回聞いただけでした。

というより、始まってすぐとはいえ、こんなに縁起物屋が閑散としている。しかし、詣でる方はこんなにいる。つまり商売人では無い人がそれだけいるということですな。

長いこと待ってマグロの前に到着。去年より立派なマグロです。

そのマグロを前に皆さん写真撮影されているのです。

このバチアタリめ。そこで記念写真するんじゃない。縁起物というか神様に奉納するものだぞ。それを写真に切り盗って返ったら駄目だったてば。と心の中で思いつつ….

そうかー、皆さん写真を撮るからこんなに歩みが遅いのかと悟った次第です。

老夫婦達が撮影している前のマグロにかぶりつく私と後輩です。

このマグロはねー招福マグロなんだよ。

大漁だったところが今年も大漁になりますようにって奉納するの。

大漁じゃなかったところは、大きい奉納ができないからね。大奉納に便乗するの、だからお金を貼り付けるの。

マグロがお金の甲冑武装を装着したら、マグロの価値が上がって戎様は大喜び。

戎様を笑顔にすればするほど大きく福が来る。だから、皆で便乗しろと大漁だったところが参加を呼びかけてはじまったんだよね。私はガキのころにそう聞いた。

そうやって、皆で福よ来いって念をこめて武装していく貢物を写真で切り盗るって罪造りだよ。戎様にも失礼だけど、お金を貼り付けて福を呼び込もうとしている参拝者にも失礼なんだよ。と、心の中で思っている私は古い人なんでしょうねー。

まあー、要するに、皆でお金を出し合って豪勢なものを奉納しようってのが奉納マグロ賽銭武装の根源だったよね。

その後、本殿に回って、きちんとお参りしました。

笹を買いました。もちろん巫女さんから両手で受け取ってお互い頭をじっくりと垂れるのです。

縁起物のところへ行って、縁起物を授かることにします。

しかし、私は激貧で商売もダメダメなのよね。

なので縁起物予算も激貧です。

本当は大きいものを値切って値切って値切りたおした挙句に、最初の言い値を手渡して差額はお祝儀とし、手締めをする。というのが商売繁盛の買い方です。

このルールをしらないで、安く買えたーというような商売人はダメダメなんですよ。

でもねー、軍資金のない激貧はこのルール以前の問題です。

なので、「ごめん、激貧で軍資金ないねん。戎様には申し訳ないけど、うちの稼ぎではこれしか出されへんねん。値引き手締め合戦なんて失礼な話なので小さい福を見繕って」と、そこそこの大声で相談です。

そしたらおばちゃんも、「あんた戎様に聞こえるようにいうたやろ」って笑い。

「いつもどんなの買うてる?」って確認するので、「蓑と熊手を交互に」って話したら….

「それを買ってきて大きくなれんかったんやなー。そんなら目先変えようか。」というて….

宝船を出してくれた。それも私が想定していたより大きい。

「こんな立派なのだしてくれるのん?」って真顔で言う私。

「これで立派いうな。これくらいから立ち上げろって言う意味やで。それでも何年も商いしているんやからこの船に乗せれんぐらいの福は持っているやろ。そこからこの船につめるだけの良い福だけ残して、1年の波を乗り切るんやで。宝船って神さんが上から見守ってくれて新しい福へ向かっていく意味やねんで」と説明を受けた。

ふむふむと納得する私。

「それにしょう。値引き合戦でけへんですまん。」っていうたら、笑顔で「気にしたらあかんって、小判も授けるから、来年は熊手になるんやで」ということです。

戎様詣でが終わったら、せっかくの育った街に来ています。

実家はややこしいので顔出ししません。せっかく戎様に行ったのに不幸ネタを被りに行くつもりは毛頭ありません。

去年の車検のお世話になった自動車整備工場へ新年の挨拶です。

そして、仕事関連のところをちょろちょろと立ち寄りしました。

夕方3時になってから昼ごはんです。

イオンモール伊丹昆陽に入りました。要するにイオンモールのレストラン街で遅い昼飯です。

昼飯を食っているときに、「AKB48のミニライブが云々、夕方4時から云々」といった構内放送を私は聞き逃しませんでした。

後輩に「AKBのミニライブがあるらしい」というたら、「ウソやろー」とバカにした返答。

飯を3時55分に食い終えて、ミニライブがあるという場所へ向かっていくと、野太い声援が聞こえてきます。

やったーミニライブだ。私はミニライブ大好きですよー。別にAKBのファンではないけど、目の前で生音聴くの大好きですよー。

って、4階から見える場所にたどり着いたら着物の姉ちゃんが一人ステージにいます。しかし声援は野太い独特のファンの声です。あの光るライトも持っている人か多々います。

そうかー、AKBの一人が来ているのね。と思いながら見ていると、なんと演歌が始まりました。

ほんまかいな。なんで演歌やねん。となる私です。

4階から2階へ移動です。2階の手すり越しで見たときに、AKB48の演歌歌手、岩佐美佐と自己紹介がありました。

そうかい。演歌歌手なんかい。と、だいぶんテンションの下がる私です。

そんなこんなしていたら、「川の流れのように」を歌い始めた。

オリジナル曲は最初のあの演歌曲だったのかとなり、私も後輩も演歌に興味はないので、ここで退散となりました。

きっとAKB系のファンの方からしたら、もったいないことをしているのだと思います。

だって、数mぐらいの距離でアーティストが歌っているんだものね。

でもねー、私は演歌はねー。

それでも、パンフだけもらってきました。

この後は、湾岸高速を走行して帰宅の路についたのでした。

さてさて、今年は戎様のご加護がありますように。

 

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最後にお断りです

戎様についていろいろと書いていますが、それが正しいかどうかは分かりません。

というより、クソガキのときに面白おかしく受け継いだ内容で、その記憶もあいまいで、きっと、さらに頭の中で脚色されていると思います。

なので….

私の書いたことは間違っている内容もあるかと思います。

そういう風に戎様に思いを抱いているオッちゃんがおるんやな。と読み捨てていただければと思います。

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