昨日、今日と、かなりの雨が降っている。
時々、凄い叩きつけるような雨が降るではないか。
我が家の年に1度あるかないかのアクシデント。
それは、台所の換気扇ダクトに、スズメが迷い込むこと。
雨がきついと、外壁の換気扇フードにスズメさん達が雨宿りしなさる。
それがどういうわけか、換気扇をすり抜けて、台所の換気扇ダクトに迷い込むのだ。
昨晩に嫁さんが料理していると、換気扇でカサカサと音がしたとのこと。「きっとスズメが入っているでー」と私に申告が….
ともかくスズメがいるのか、ダクトをバンバン叩いてみる。
大抵は、この爆音に驚いてダクト内を暴れて鳥の存在を確認するのだが、今回は全く音がしない。
嫁さんに、「きっと換気扇の外におったんやで。バンバン叩いていなくなったんちゃう?」ということでその場は終了。
今朝です。私がトーストを焼いていると、換気扇ダクトからカサカサと音がする。
「うん?昨晩のやつか?」と思いながら、ダクトをタンタン叩いて様子をうかがう。
結果、無音である。「ふーん。気のせいか?」と思い、トーストとコーヒーをうまうまと堪能していたら、ダクトから「バタバタ、ガン、ドン」って、暴れて壁にぶつかって落ちた音がした。
間違いない、鳥が入っている。さてどう救出しようか。
と、朝飯を食って、とりあえず放置して朝一番の仕事をこなす。
そうしていたら、従業員が出勤してきた。
「生体捕まえるの手伝ってや」というと、「生体ってなんや?ここの家に巣くうやつはこわいやろ。アナグマか?アライグマか?」ときたもんだ。
「いやいや、3D戦法で暴れるから、捕獲失敗した時に、どこに逃げるか見届けてほしいねん」と説明すると、「なんやケッタイな虫でもでたんか?」という返答。
ともかく、私がレジ袋を抱えて、換気扇ダクトをそーっと開けると、すぐ目の前にスズメさんが座っていた。
急に灯りが入ったから、鳥目のスズメさんは戸惑っている模様。
そーっと、レジ袋を上からかぶせて、易々とスズメをゲット。
「捕まえたでー。捕獲失敗しなくてよかった」と、手渡ししようとすると、「なに捕まえてん?やめて、こっちにもってくんのやめて」って、ええ歳こいたおばちゃんが、少女みたいなこというんじゃありません。
「噛みつかへんから、とりあえず袋とってくれ。ワシは換気扇ダクトフードを閉じるのに両手いるんや」と説明してレジ袋を握らせた。
すると、「うわー可愛い、小鳥やん。これスズメちゃうのん?」って騒いでらっしゃる。
「それ持って玄関行って、外に逃がしてあげて。しばらく鳥目で目が見えんはずやから、植え込みのところにおいたってな。そうせんと猫に捕られるでー」っていうたら、「はーい」って、まるで子供のようにウキウキしてはる。
ダクトを元に戻して、玄関に行くと、「スズメさん、じっとして動かへん」と心配しながらずっと外を見ておられる。
うーん、確かに雨に打たれてじってしているなー。あの小ささやもんなー。雨で体温奪われるのも早いかもなー。とか思いながら、「もうちょっと様子みといてええで。きっと、もう少ししたら動き出すって」と話して、私はさっさと仕事に戻る。
しばらくしたら、「ちょっと飛んで塀の上にとまっている。回りをキョロキョロしているわ」とのこと。
回りを見渡しているのなら、もう大丈夫だろう。さて、そんなことは置いといて私は仕事仕事。
そして、無事に電線へ飛んで行ったとの報告がありました。
今朝の体重は、80.6Kg、体脂肪24.4でした。
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