R-2君、はじめてのブラインドナット(インチキな取付け)

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旧ブログは 2025年11月18日まで ご覧いただけます。それ以降はgooブログ自体がなくなる段取りらしいです。
でもね、旧ブログはこっちへのジャンプ先が書いてあるだけなので....。(引っ越しましたって引越し先個々のURLリンクだけ)
さてさて、今までお世話になったgooブログへの最後の挨拶をば
さようならgooブログ。今までありがとうございました。

引越先の当ブログですが.... 引越自体は終えてます。(2025年10月08日00:45現在)
でもね、デコレーションがまだまだでしょ。飾りつけといったことはポチポチとしていきます。
そうそう。gooブログからの引越データとしては、記事数2756件、画像20833枚でした。
***** 以降に記事本文が続きます。読んでね!! *****


以前からチョロチョロと登場しているブラインドナットです。

やっとこさ実車で実験する順番が巡ってきました。つまり、久しぶりに次の工程へ移ったってことですね。

「ガソリンタンクの給油口が通る穴部分」をふさいでいる「鉄仮面」といってわかりますか?

ガソリンタンクへの給油口からの鶴首部分が、車体横側面から、室内を通って、車体裏のタンクへと貫通しているのです。

室内から、鶴首部分を覆うように鉄板でカバーされています。そのカバーを「鉄仮面」と呼んでおります。

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この鉄仮面ですが、室内のシャーシに溶接されていたのです。

溶接したことで袋になった部分はもちろんのように錆びており、この鉄仮面も腐っていたのです。

それを切開して錆び取りして今にいたります。

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さて、また溶接(といっても、私の場合はハンダ鈑金です)して、つけたらいいのですが、きっとガソリンタンクを固定作業する時にこのカバーが無い方が作業しやすいと思うんです。

さらに、このカバーを溶接すると、錆びた時のメンテナンスが大変だしねー。

そもそも、この部分って強度が必要とは思えないし…

と、素人考えでボルト止めしようという作戦です。

スバルの薄い鉄板にナットを固定したいのだけど、私は溶接する技術がありません。

私のできる術では、ハンダ溶接にて板ナットを貼りつけてやろうかとも考えたのです。

でもねー、無難にブラインドナットの作戦で行くことにしました。

さて、初めての車体へのブラインドナット取付けです。それもナッターなんて専門工具はありません。むりやりの工夫で取り付けてみるのです。

事前の鉄板への実験ではなんとかなったのでやってみます。(実験の内容を知りたい人は9月27日のブログを見てください)

ブラインドナットの下穴を開けます。

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ちょうど袋になる部分に穴を開けたので、コレをチャンスと、穴からジンクスプレーを内部に吹き付けておきます。袋部分は開ける機会があったら率先してジンクスプレーを吹きこむのです。

念のために、ブラインドナットにもサビ止め塗料を塗っておきます。

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まだサビ止め塗料が乾いていなくてヌチョヌチョしている時に、気持ちよくアッハンってインサートです。

そして、インチキなナッター代わりボルトナットで締め上げます。

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実車への最初のブラインドナットは特に苦も無く取付け成功です。

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やったー。と、喜んだ瞬間です。なにごとも初めてで成功した時はうれしさ満開です。

とりあえずカバーを置いてボルト絞めてみます。

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うんうん。イメージどおりです。

ということで、次々とブラインドナットを取り付けていくのですが….

失敗して苦戦した箇所が2か所です。

失敗その1.

平面ではなく、少し曲面になっているところへブラインドナットの取付け。

このタイミングで、私の「インチキなナッター代わりボルトナット」では、ブラインドナットが供回りしてしまいました。

仕方ないので最初の締め上げの時に、ブラインドナットを少し斜めにして無理やりシャーシにひっかかるようにして絞めていきました。

すると、シャフトが少しずつ大きくなって固定されてくるので、そのタイミングで正しい角度に戻して増し締めという対応です。

文章にすると簡単そうですが、正直いって紙一重でなんとか乗り越えたという感じです。

失敗その2

ブラインドナットを締めていくと、なんと、スバルのシャーシ側の鉄板がボロッと崩壊しました。

もともと、「鉄仮面」を溶接していた箇所だったので、鉄がもろくなっていたようです。

ブラインドナットが太った瞬間に一回り大きく鉄板にクラックが入りました。

そして、そのまま締め上げるとボロッと鉄板が逝かれまして、100円玉ぐらいの穴が開いてしまいました。

もちろんですが、その鉄板の裏側はサビでおり、鉄板の強度もなくなっていたものと思います。

急きょ、欠損した穴部分に鉄板をハンダで貼りつけて、その鉄板にブラインドナットを取り付けた次第です。

うーん。スバルの鉄がサビでやられているから問題がいろいろと出てくるんだよねー。

と、そんなことをいろいろとして、たっぷり三時間ぼと苦戦しました。アホな私です。

これですが、素直にナッターで施工したらこういうトラブルもないものと思います。

私がインチキな作戦でネジを絞めこむ形で進めているので鉄板がねじれてこういうことになるのでしょう。

うーん。ナッター欲しいなー。どうしようかなー。でも貧乏なのよねー。

「ちょっとナッター」という商品もあるようなので、それに手を出してみるかなー。

とか、妄想しながら、なんだかんだで7個のブラインドナットをつけました。

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そうそう、ブラインドナットが供回りしたらいやなので、念には念をいれるつもりで、ブラインドナットのフランジ部分にハンダを入れときました。

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このハンダが余計な仕事となるか?それとも、やっといてよかったという仕事になるか?それは数年後にわかるということですな。

くそー、時間かけたのに、今日はたったこれだけの完成度で終了。  それだけ私が未熟者ということですね。

次回は、鉄仮面を成形の予定です。

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