R-2君、エンジンルーム天井角サビ大穴の原因が判明したのだけど….

本日は2時間程の作業でした。

エンジンルーム天井角のサビ穴部分を掃除するつもりでいじりはじめた。

天井角にこれだけの大穴が開くのだから、どこかから水が来ているはず。

水進入の元を絶たない限り、この部位に水が来るはずなのでサビ穴を塞がないでおこうと思っていたのだけど….

サビ穴から見えている黒いボード状のものをつついてみると、なんか「ねっちょり感」のある物体です。なんというのかなー、ビルの屋上に敷き詰めているアスファルトシートのような感触のものです。

この部位がねっちょりしていると塗装がのらないはずなので、リューターで軽く研磨してみたら、ずっとネッチョリのままで、そのうち貫通してしまいました。

つまり、本当にアスファルトシートのようなもので成形されているということです。

これはいかん。このネッチョリボードをはくることにしました。

室内に入って、リヤシート背もたれ下のクッションボードを外しました。

こいつは、クッション材をボンドのようなものでシャーシに貼りつけでした。

なるだけクッション材を回収するように気を使いながら、スクレッパーで剥ぎ取っていく作戦で進めました。

そして、問題のアスファルトシートのようなものを、錆び患部周辺をスクレッパーで剥がしていったのです。

そして、こんな状況になりました。

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どんどん、スバル君が裸になっていきます。

アスファルトシート状物質を剥いだので、エンジンルーム天井角大穴部分が解放されて室内と繋がりました。

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そして、なぜに錆びが発生するのか?どこかから水が来ているのか?よく観察です。

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わかってもらえますか?水のとおり道があるでしょ。

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そして、室内に水が入ってきている箇所が….

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車体パネルと車体パネルの接合面で、パネルボンドのようなシーラーで隙間をふさいでいる箇所です。その部分がちょうどリアガラスのフチゴムのところにあたっています。

パネルボンドのようなシーラーが多分やせて、そこに錆びが発生して、雨水がガラスフチゴムを伝い、パネル合わせ面のシーラーが痩せているところから侵入という形だと思います。

そして、この水の通り道の終点が、今回のサビ大穴箇所になります。

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そして、ずーっと角側面に水が伝って、密かに錆びが進行して大穴へと成長ってことでしょうか?

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大穴の逆位置端部分はこんな状態です。

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このサビ穴にまでたどり着く水侵入経路はわかったのだけど….

これを止めるには、パネルの合わせ面を、綺麗にシールで肉盛り成形してあげないといけないと思う。

しかし、その箇所がリアガラスのフチゴムの中なのだ。

そこを弄るには、リアガラスを取り外さないといけない。

ええ~っ。リアガラスのフチゴムは、スバルから部品でないよ。そんなところ取り外ししたら大変なことにならないか?

うーんうーんうーん。

まぁー、水の侵入経路がわかっただけ良しとして….

この天井角大穴部分は、ドレン細工して塞いでしまおうと思い直した。

ともかく水が来ることは間違いないので、さらに下へ水を吐出すためのドレンを設けたらいいのだ。と、対策修理をすることにします。

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