クラゴン君、新品バッテリー交換後の暗電流が気に入らない。犯人捜ししたんだけど…

Why? There's a lot of dark current, isn't there? 車弄り、クラウンワゴン(4ナンバー貨客車)
どうして?暗電流が多いんじゃん?
このブログは gooブログ
>なが~ンのごちゃごちゃ 、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??
https://blog.goo.ne.jp/nagan_k
から引っ越してきました。
旧ブログは 2025年11月18日まで ご覧いただけます。それ以降はgooブログ自体がなくなる段取りらしいです。
でもね、旧ブログはこっちへのジャンプ先が書いてあるだけなので....。(引っ越しましたって引越し先個々のURLリンクだけ)
さてさて、今までお世話になったgooブログへの最後の挨拶をば
さようならgooブログ。今までありがとうございました。

引越先の当ブログですが.... 引越自体は終えてます。(2025年10月08日00:45現在)
でもね、デコレーションがまだまだでしょ。飾りつけといったことはポチポチとしていきます。
そうそう。gooブログからの引越データとしては、記事数2756件、画像20833枚でした。
***** 以降に記事本文が続きます。読んでね!! *****


昨日に新品バッテリー交換したクラウンワゴン君。

エンジン始動はご機嫌で問題無しなんだけど、最後に暗電流計測したら….

えーっ。そんなに電気流れているの?それって、めっちゃヤバイじゃん。

となり、バッテリーマイナス線を外しておいたのよね。

クラゴン君、新品バッテリーに交換して暗電流確認して….なんか怪しい?
昨日にしたクラゴン弄りです。作業時間は90分でした。バッテリートラブルでJAFロードサービスのお世話になりました。バッテリーはおそらくダメだろうと判断しまして、新品バッテリーを入手しています。そのバッテリーを車体に取り付けしました。その記録...

本日は暗電流犯人捜しをします。

本日のクラゴン弄りは、2時間30分でした。


昨晩、布団の中で根本的になにか間違っているとか勘違いしていないかを妄想します。

そもそも暗電流が0.4Aも流れ続けているってのは考えにくいです。それってバッテリー上がりしますよ。

今までそういう気配がなく。バッテリーの突然死に至ると仮定したら、なにかの部品が壊れてちょっとしたショート状態になっているとか?またはなにかの部品のスイッチやリレーが接点不良していて微妙に接触漏電しているとか?を疑うのか?

そうなると、エンジンキーを抜いた状態で通電しているとしたら、集中パワーロックのコンピュータユニット、セキュリティ、ハザード回路、ルームランプ回路、もしかしたらヘッドライト回りも関与するのかも?そんなのを障害切り分けすることになるのか?

どこから攻略する?悶々とする次第。

もっと目先を変えてみよう。今回、新品のテスターを用いたよ。もしかしてテスター不良という疑いはあるのか?ってエラー判定の計測機器を疑いだしたらそれは本末転倒になりかねないのだけど…

もうちょっと考えてみる。

エンジンストップしてから、クラウンワゴンはどのような挙動をしているのだろう。

クラウンワゴンの古い中途半端電子制御がなにをしているかの推論をしてみる。

古いなりにこやつのECUはエラー記録を保持しよるのよね。

ということは、エンジンストップしてからも、温度計測、電圧計測とかで数分間ECUが作動している可能性ってあるのだろうか?

と、そういうのを布団の中で悶々と考えたのであった。


車体のところに出向いてバッテリーマイナス線を接続します。

エンジン始動。ご機嫌で「シュガオーん」って一発始動です。

扉を開けてゴソゴソする作業になるので、扉を開けっぱなしにしても支障のない位置に移動します。

エンジンストップして、エンジンキーから鍵を抜いて、扉を閉めます。

念のため扉施錠しておきます。セキュリティーは作動していない状態にして暗電流計測です。

Dark current value with the vehicle running, engine stopped, key removed, and doors closed
車動かしてエンジン停止、鍵抜いて扉を閉めた状態での暗電流数値

セキュリティー作動していないんだけど、暗電流が0.41Aも流れているのかよ….。

このクランプテスターなんだけど、どうも計測箇所周辺の環境に影響をうけるみたい。

磁石もの傍では計測値が暴れるんよ。だからオルタネータ傍での計測はできないのよね。

さらに手で持って計測しているときと、手を放してなにかにもたれかかっているとかの状態での計測数値も異なるんよね。

基本的に手で持っている状態での計測値が正しいと思いながら、いろいと試行錯誤してみると….

テスター本体部を鉄板に接触した状態。または鉄板に近づけている状態で計測すると数値が極端に下がるというのがわかった。

クランプ計測だからなー、磁界を計測しているよね。その計測機器本体が鉄板に近づいていると磁界計測に誤差が出るってことなんだろうか?

おそらく安いテスターだったから、そんなことになっているんだろうと勝手な推論をした上で….

こんなケーブルを用意する。

The cable used for grounding in my previous car
以前の車でアーシングしていたときのケーブル

以前に乗っていた車でアーシング目的で設置していた電線です。

この電線をバッテリー端子とバッテリーとの間に挟み込んでやれです。

I pulled out the cable to make it easier for the tester to measure.
テスター計測しやすいようにケーブルを引き出してみた

暗電流なのでしっかりバッテリーにネジ止めしなくてもいいだろうと洗濯ばさみで横着挟み込み固定としました。

引き出したケーブルにクランプテスターを突っ込んで計測したら….

Now you can easily take measurements with a tester.
お手軽にテスター計測できるようになったよ

計測はやりやすくなったんだけどね。でも金属から離すことににはなっていない。

尚、先の写真にて車体フレームの上にテスターを乗せて計測しているが….

テスタークランプ部を金属に近づけると狂うのはもちろんだけど….

クランプと反対端側本体角を金属へ近づけると計測値が極端に下がるというのもわかった。

テスター本体ダイヤルセレクト部分が金属に触れ居る分には計測値は誤差がでないもようです。

先の写真にて0.43Aは正しい思われる数値です。これをクランプ側を3cmほど鉄板に寄せ位置にする、または、液晶表示部が鉄板にかかる位置までずらして置いてみるとかすると数値がおかしくなります。

まあーねー、お手軽にテスター置いて作業して数値も大丈夫そうな状態にもってこれたので、この状態で作業を進めることに….


次は暗電流犯人捜しだよね。

ヒューズを抜いてはテスター計測して数値に変化あるか。数値が極端に下がった時は、ヒューズを抜いた先の配線で漏電しているやつがいるはずとなるよね。

それをちまちまとしていこう。

まずはお手軽にエンジンルーム内にあるヒューズボックスから攻略していこう。だってバッテリーのちょっと奥にあるので作業しやすいよね。

Fuse box inside the engine compartment of the CrownWagon
クラウンワゴンのエンジンルーム内ヒューズボックス

と、エンジンルーム内のヒューズボックスを撮影していたら…..

The dark current decreased even though I wasn't doing anything.
なにもしていないのに暗電流が下がった

あん?テスターの数値が下がっているやん。

まだなんにもしていないよ。なにもしないに暗電流の数値が下がったよ。

0.41Aが0.08Aと0.06Aをチロチロ切り替えになった。

ふーむ。これって…..

よし、脳内で推論立てたことを確認してみよう。

テスター計測ポイント引き出し線を外して、バッテリーとケーブルを元通りに繋ぎなおします。

エンジン始動します。バッテリーへ充電電流が流れるのかアイドリング回転が高いです。

オルタネータ(発電機)からバッテリーへ繋がっている線をオルタ線とします。

バッテリーマイナス端子に繋がっている線をアース線とします。

アイドリングが高い時の、オルタ線 10~11A。アース線0.8~1.5Aをめまぐるしく変化します。

この状態でヘッドライト点灯しました。オルタ線 10~11A。アース線0.8~1.5Aで変化無しです。

ヘッドライト消して放置です。

エンジン始動から4分ほどしたらエンジン回転数が下がりました。バッテリーへの充電供給が止まったのかな?

エンジン回転数が下がった状態にて、オルタ線 2.5Aで安定A。アース線1.5Aでほぼ安定です。

ここまで計測してエンジンストップします。

バッテリーと車体ケーブルが繋がっている状態でアース線を計測 0.43A で、暗電流が高いです。

アース側ケーブルを外してアーシングケーブルバイパスを繋ぎます。テスター計測ポイントを引き出した状態で計測して、0.43Aです。

このままちょっと放置しますよ。どこかで暗電流が下がるのでは?

5分ほどしたら暗電流が0.08Aになりました。

ということは…..

エンジンストップしてから5分間ほど電気消費するやつがいるということだね。

ということで5分後は0.08Aの暗電流となり…..

うーん。私の暗電流のイメージは多くて0.05Aなんだけどな。

これは、もっと追求してみなあかんということだろうな。

まずは電気食いとして白羽の矢が一番先に立ちそうなやつへの電源線を取り外そう。

カーナビへの配線だよね。電気トラブルというとオーディオとナビが定番だよね。

私はナビへバッ直配線接続しています。ついてはバッテリー端子に繋いでいるバッ直線を切り離します。

Remove the direct wiring
バッ直配線を取り外す

暗電流計測して、0.06と0.08Aをチロチロと動きます。

ちなみにナビは古いHDDナビなのよ。なので設定値はHDDへ保存されているんよ。バックアップ線はなにかの設定保持ではなくて、動作するときにACC線だけでは電力がたりないからバッテリー線接続を要求しているものだろうと思う。そう考えるとHDDナビって待機電力はそうでもないってことなのかな?

ここで気づくんです。このテスターって0.02A単位で動いているよ。って、バッ直線外したところで数値に変化ないじゃん。くそっ。ナビは犯人ではないってことか….

電流量は0.01~600Aまで計測できて、電流レンジはAUTO計測とあり。

これってさー、最低値に近い電流量を計測するってのは誤差がでまくっている可能性があったりしないかい?小さい数値計測の時って、どうやっても0.02A単位で数値がアップダウンしているんですけど….

と勝手なことを思ったところで、手持ちに低レンジ計測できるテスターはないので、今のテスターを用いて探っていくしかありません。


これから犯人捜しするのに前提条件をつけて進めようと思う。

前提条件として、セキュリティー装置取り付けている状態で石油里程作動していない。鍵はエンジンスタートシリンダーから抜いて扉は全部閉める。ドアロックは全部が開錠している状態。もちろんランプ類は全部消灯。

この状態から、ヒューズ抜いて計測したら、そのヒューズをまた戻してとして進めよう。


エンジンルーム内のヒューズボックスを開けます。

たしかヒューズ引き抜きクリップがヒューズボックス内のどこかにあったはず….

CrownWagon. A spare fuse and fuse puller are stored behind the cover of the fuse box in the engine compartment.
クラウンワゴン。エンジンルーム内ヒューズボックスのカバー裏に、予備ヒューズとヒューズ抜きがセットされている

エンジンルーム内ヒューズボックスカバー裏側に予備ヒューズと一緒にありました。

ヒューズボックス内はこんな感じでヒューズあり

CrownWagon. Photo of the interior of the engine compartment fuse box.
クラウンワゴン。エンジンルーム内ヒューズボックス内部の写真

これを抜いては計測して、計測が終わったら抜いたヒューズを戻して、次の隣のヒューズへと進んでいきますよ。

ポチポチと計測していたら、鉄板の上にテスターを置いているのがやっぱり悪影響があるようで….

プラ板敷いてウエスで嵩上げとか、こんなこともしてみたりして

Place a plastic sheet and a rag to keep the tester body away from metal surfaces.
テスター本体を金属から離すためにプラスチック板とウエスを敷いてみる

えーい、もっと安定して数値でるようにしてやれ。

計測ポイント引き出し線をもっと長くして、車体外に引っ張り出して段ボール箱の上で計測できるようにしてやったぜ。

The tester measurement point was brought outside the company and placed on top of a cardboard box.
テスター計測ポイントを社外に引き出して段ボール箱の上とした

これで次のようなテスト結果になっていく。

エンジンルーム内ヒューズポックス

  • ルームランプ 0.06~0.08
  • ハザードホーン 0.06~0.08
  • ラジオ 0.06~0.08
  • EFI 0.02~0.04 ←変化あり
  • ヘッドランプ左 0.06~0.08
  • ヘッドランプ右 0.06~0.08
  • ACエアコン 0.06~0.08
  • RRACリアクーラー 0.06~0.08 ←リアクーラー装備無い車体なんだけどヒューズが差し込まれているのよ。なにか別用途で使われているとか?リヤ席シガーライターとかなのか?

運転席足元ヒューズポックス

  • テール 0.06~0.08
  • ストップ 0.06~0.08
  • ラジオ2 0.06~0.08
  • その他も計測しているのだけど皆、0.06~0.08

うーん。これってどうなの?

エンジンボックス内のEFIヒューズで変化あったよ。

エンジン始動時にサーキットオープニングリレーが作動して云々ってあったんだけど、そのリレーの前?後?どっちにこのヒューズはいるのだろう。

そういうのはリレーとヒューズを抜いてテスターで当たればわかるんだろうけど….

暗電流にEFIが関係しているってこと?

それって….。あの機械を疑ってみる?

えーい、気になる病が発病したぞ。取り外してテストしてしまえ。

Find the point where the dark current drops to 0.02A by removing fuses or parts.
ヒューズ抜いたり部品外したりして暗電流0.02Aになるのを見つける

テスターの数値が0.00と0.02をチロチロと切り替わり表示になったぞ。尚、セキュリティユニットは繋いでます。セキュリティー作動させていない状態です。

こやつが犯人ってことか?

CrownWagon. After removing the ECU, the dark current dropped to 0.02A.
クラウンワゴン。ECUを取り外したら暗電流が0.02Aとなった

ECUを取り外しました。すると、暗電流が0.00~0.02となったのよ。

ECU取り外したのだからついで仕事しておきます。

私の車体に付いているECUの型番写真。

CrownWagon, 1G-FE engine, MT transmission ECU model number

ECUを開けて基盤の確認

Crown Wagon, 1G-FE engine, MT transmission ECU internal circuit board surface
クラウンワゴン、1G-FEエンジン、MTミッションのECU内部基盤表面
Crown Wagon, 1G-FE engine, manual transmission ECU internal circuit board reverse side
クラウンワゴン、1G-FEエンジン、MTミッションのECU内部基盤裏面

コンデンサ液漏れとか配線パターン腐食とかはないと思います。

ということは….

0.08Aの暗電流ってECU関連がほぼ食っているってことになるよね。

それってECUを駐車中に取り外すとかはできないのだから..。つまり、どうこうできないから….

暗電流0.08Aってのがオイラのポンコツし屋台での暗電流ってことになるよね。

ではでは…..

カーナビへ繋がっているバッ直線を繋ぎます。計測ポイント作成のバイパスケーブルを取り外してばってりーを繋ぎなおします。

セキュリティーを作動させます。

さあーどないなんよ。

CrownWagon, ultimately reaching 0.08A

安定の0.08Aかよ。

ECU以外にセキュリティー作動させたんだよ。だから電気食う量が増えたのではと思ったんだけど…。セキュリティーはそんなに電気食っていないってことか?


さてさて….

エンジン始動して車を駐車場規定位置に停車します。

すぐに暗電流計測して0.41Aなんよ。

後片付けをいろいろとして15分ほど経ってしまった。

暗電流計測して0.08Aです。

これは、私の車体での暗電流は0.08Aってことになるよね。

それだけ暗電流があるから、26cmサイズのバッテリーを要求するってことなのかなー。

ともかくバッテリー上がりに気を付けとかないといけないなー。だって0.08Aだって….。


そうそう。実はテスターの精度はどうなの?

200mA計測レンジのテスターで調べていないから、実際の信頼できる暗電流数値ではありません。

ちゃんとした定電流計測テスターで計測したら実は0.5Aだったりしないだろうか?

とかも思ったりしたところで激貧はテスターを増やすわけにはいかないので、そういった推論不安要素は解決しませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました